【千と千尋の神隠し】触れたくて。知りたくて。でも、怖い。

~20話 拒否 -ハクside- ページ22

リンに千の世話を頼んだ時。




一人の兄役が私のところへ来た






｢ハク様。あの…(人1)というやつはまさか…



床を取るのですか?｣





…いきなり聞いてくることがそれか



｢あぁ、そうだ。｣


兄役｢ハク様は忙しいでしょうし、りんは千の世話なんで…｣



一体何が言いたいんだ。



兄役｢私が、(人1)の世話をします!｣


何を言い出すかと思えばそれか。




確かに私は忙しい。
世話をしてる暇なんてない。



｢あぁ…よろしくたの＿＿＿いや。 ｣



よろしく頼む。と言いかけた言葉が止まる




＿ﾓﾔｯ




胸に変なモヤモヤ感。

なぜ?




とにかく、こいつには(人1)のことを任せたくなかった



というより、コイツに限らずみんなに。




なぜだかわからないけれど。








｢(人1)の世話は私が任せられている。大丈夫だ。｣



私はこう言った。






ふと、千尋とAのほうを見ると





千尋はリンと話していてAは。



A｢よ、よろしくおねがいしますっ｣


といいながら、ほかの兄役と握手をしていた



＿ｽﾞｷｯ





私は、少しの胸の痛さを感じながら

Aの元へ近づいた

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