~14話 湯婆婆 ページ16
目の前には大きな扉。
「(この先に…湯婆婆が…)」
千尋「これ、ノックするのかな…?」
「そりゃ、するでしょ。…じゃ、やるよ?」
手を伸ばし、ノックをしようとすると___
?「なんの用だい。」
「へっ!?」
千尋「っ…!?」
どこからともなく聞こえた声。
この声が、湯婆婆の声…?
?「そこにいられちゃ迷惑だ。
入りな。」
入りな。と言われ、入らないわけにはいかない。
ゆっくり、入ろうとすると
?「もたもたするんじゃないよ__」
「わぁっ!!」
千尋「きゃっ!!」
勝手に扉が開き
体がどんどん前へ進んでいく
吸い込まれるように。
何枚も何枚も、扉が開いていき
最後の扉が開いた。
_ドンッ
「いったぁ…」
千尋「いててて…」
勢いで行き過ぎて転んでしまった。
辺りを見渡すと、キラキラした宝石や、なんか顔が三つ。
ん?…顔が三つ?
「わぁぁぁっ!!!か、顔が!!」
?「うるさいねぇ」
先に聞こえた声。
?「まったく…ちょっとは静かにできないのかね」
この人が__
「(湯婆婆…)」
千尋「…働かせてください!!」
「…は、働かせてくださいっ」
湯婆婆「…」
こんな、怖そうなお婆さんに…頼んでもいけるのだろうか。
湯婆婆「無理だ。帰りな」
ハク『ダメと言われても、いい続けるんだ』
リン『変な口聞くなよー!』
ハクやりんさんに言われたことを思い出す
言い続けるんだ…!!
「働かせてください!!」
千尋「働かせてください!!」
千尋と声を揃えて言う。
さて、湯婆婆さんはどうするのだろうか。
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林檎大好き - 完結おめでとうございます。話しにめりこめるほど面白かったです。 (2019年8月31日 23時) (レス) id: eda718de7f (このIDを非表示/違反報告)
サリナ(プロフ) - この作品を削除してはいただけないでしょうか?理由としましては、もっと別の作品を書いてほしいからです!m(__)m (2018年4月4日 17時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶の素 - 完結おめでとうございます!えっと、今さらですが、ハクの漢字は琥珀ですよ。 (2015年3月27日 22時) (レス) id: d4eb4574f2 (このIDを非表示/違反報告)
聖龍(プロフ) - 完結おめでとう御座います! とても良いお話でした 他の作品も頑張って下さい! (2015年2月14日 18時) (レス) id: 0e09e09fbd (このIDを非表示/違反報告)
杜(プロフ) - 完結おめでとうございます!!!すっごくおもしろかったです~(泣)番外編月斗とののろけ期待してます! (2015年1月21日 20時) (レス) id: 7d17e0fa5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みーとすぱげてぃ | 作成日時:2014年12月6日 13時