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Side D.O
「なぁんだ、またその話ですか」
「またって、酷いなあ」
森さんにとって不都合な事でも起きたのかと思って
目の前にいるのはこの組織を束ねる
薄暗い部屋に綺麗な装飾の玉座、とでも云おうか。
とってもお似合いだ。
「彼女の件、一筋縄ではいきませんよ」
すると、首領はニヤリと口角を上げた。
首領の話を簡単にまとめると、彼女、もといAを幹部補佐として組織に縛り付けておきたいという話だった。
縛り付ける、とは。
首領はなんの肩書きも持たないAが易々と組織を裏切る根性があることくらい見越していたのだ。
しかし、異能力持ちで見込みがある彼女を首領は逃がしたくない。それだけ。
�犖�込み�瓩箸�いうと聞こえはいいが彼女も所詮、戦力とか、捨て駒とか、組織の犬であることに間違いはない。
「では、私はこれで」
「太宰君からも云ってくれるといいんだけどなぁ」
「彼女にも、選ぶ権利があります」
興味のある者にがっついて手玉にとって、好きなだけ弄んでは捨てられる。現にその、無限ループだった。
はあ、なんだか面白くないな。
でも、組織を抜けるAを想像して
苦虫を噛み潰したような気分になった。
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DEEN - めっさ面白くて一気読みしたしもう一回読んできますね！！更新待ってます！ (2019年12月29日 0時) (
レス) id: 03bfdf54f9 (このIDを非表示/違反報告)
みらヰ(プロフ) - ｋｋさん» ありがとうございます!!温かいコメントに創作意欲が湧くタイプの女なので何よりの活力です!!嬉しいです、頑張ります!! (2019年2月4日 19時) (レス) id: 09cb0bcf34 (このIDを非表示/違反報告)
みらヰ(プロフ) - 千風さん» ありがとうございます!!色々重なって遅くなっちゃいましたが、これからも頑張ります!! (2019年2月4日 19時) (レス) id: 09cb0bcf34 (このIDを非表示/違反報告)
ｋｋ - 今日初めて前作から読ませていただいた者です。引き込まれすぎて一気に最新話まで読んでしまいました!これからも頑張って下さい。応援しています。 (2019年2月3日 21時) (レス) id: 760b02daa1 (このIDを非表示/違反報告)
千風(プロフ) - 続編おめでとうございます！ これからも楽しみにしています！ (2019年2月3日 14時) (レス) id: d4838ee308 (このIDを非表示/違反報告)
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