ちび、動かされました。《Y.M》

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＿＿打ち上げの最中、とんでもない事が起きたのは



先程の事から1時間程度たった時だった。


酔っ払ったまさくんは、こちらにくっついて


なかなか離れない。


『祐希くん、まさくん重たいから
そっちにもたれさせて〜っ』



私の右肩から腕にかけてもたれ掛かるまさくんは


やっぱり男性だし、スポーツマンなので重たい。


石川｢だって、マサさん。Aちゃんに
うっとうしがられてるよ〜｣


そう言って祐希くんは私の右半身にもたれかかる


まさくんをぺりっとひっぺがして、



そちらにもっていってくれる。


＿＿ふぅ、やっと身体が楽になった。



柳田｢っやだぁ、A〜……｣


駄々をこねながらもまさくんは祐希の


胸におさまり、かくりと首を落とした。


『はいはい、祐希くんの方が
安定してもたれられるからね。
……ごめんね祐希くん、お疲れなのにまかせちゃって。』



石川｢大丈夫、男だしそりゃ重いよね。｣



あはは、と笑いながら言う祐希くんは、


小さなグラスに入ったお酒をちびちびと啜る。



祐希くんはまさくんほど豪快に飲んでいないから、


まだ酔ってはいないみたい。




…と、ここで寝ていたかと思っていたまさくんが


突然とんでもない事を喋りだした。



柳田｢なんでA、俺のかのじょなのに
そんなつめたいの、やだ。ゆーきじゃなくて
Aがいい〜…………。｣



.



そのひとことで皆さんの話がぴたっと止む。


そこで一声を発したのは、有志だった。





西田｢っえ、2人って付き合ってたん！？｣



.





……これは終わったな…

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