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先生「じゃぁここ、誰か解けるやついるかー?」


一時間目から数学


『はぁ..』


とりあえず黒板の字をノートに写し、さっき机の中にしまったスマホを先生に見つからないように取り出した


手元を動かしてロックを解除し、LINEをひらいた


そして、開いたのはそらるさんとまふとのグループトーク画面


まふ、そらるさん、今日お迎え来て...
 ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

返信来た、

ん、 分かった
今日まふは作業があるから、俺迎えに行くね
 ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


そらるさんありがとうございます
 ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ちゃんと授業真面目にやれよ
じゃ。
 ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


わ、バレてた


では。と送り、スマホを閉じる


そしてまた、黒板に目を向けた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


お昼休みの時間


何故か私は奏先輩とお昼ご飯を食べている


そして、

奏「ねぇ、好きな食べ物は?」



奏「イチオシの小説って何?」



奏「好きな色とかは?」



奏「あ、好きな人とか、いるの?」



奏「...」


あ、先輩黙っちゃった



『好きな食べ物は甘い物、イチオシの小説は推理系ですかね

好きな色は淡い色、好きな人がいるかどうかはご想像におまかせします』


奏「だからお昼ご飯が、それなのか...」


うんうんと納得気味の先輩

私の今日のお昼ご飯

歌詞さんが用意してくれた栄養満点のお弁当

マカロン20個入の箱、1箱


『マカロン食べます?美味しいですよ』

箱を開け、先輩にどうぞと差し出す


そして先輩は、淡い緑色、抹茶のマカロンを手に取って、さくっと歯を立てた


奏「わっ、美味しい...!」


『よかったです私のお気に入りなんです

一番はチェリーですけど...』


歌詞さんのお弁当を食べ終わり、チェリーのマカロンを口に入れた


『あ、そう言えば先輩、お昼休みそろそろ終わりですよ?』


奏「あっ、ホントだ!じゃあね!苗々瀬ちゃん!」


バタバタと慌ただしく帰っていく先輩


これ今朝と同じ


先輩って時間にルーズなのかな...


そう呟いて、マカロンを平らげた


ー方で、こんな話をしていることに、私は気がつかなかった


「ねぇ、苗々瀬さんうざくない?」



「確かに!めっちゃ真面目ぶってるって言うかさ」


「蒼深先輩を奏先輩って呼んでるのうざい」


「てゆうか、先輩といるのがうざくない?」


確かにーなんて言い合っている女子がいた事に

8→←6



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作者名:エリサ | 作成日時:2017年8月16日 12時

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