149話 ごちそうさま ページ7
「もはやオムライスじゃないよ・・トマトしかないよアレ・・」
オムライスの黄色は赤く染まっていた。
インテリ「一つ言っておく。俺は生粋のケチャラーと思われているが、実はトマトの類が大の苦手なのだ。これが俺の鎖、苦手な物を食することで、屈曲な精神を作りあげる」
そう言いながら、ケチャップと化したオムライスを食べる奴。
しかし土方さんも負けてはいない。
インテリ「な、なんだ・・その白いのは!?」
土方さんはマヨネーズを取り出すと、食べ物にかけ始めた。
土方「マヨネーズ」
「あぁああ!!私のみたらしがマヨに汚染された!!」
私のみたらしは、茶色から白に変色した。
バカ!!マヨネーズバカ!!
あんたのマヨネーズで、どれだけ屯所の食費が減ってると思ってんだ!!
土方「ちなみに一つ言っておく。俺は生粋のマヨラーと思われてるが、実はマヨの類いが大っ嫌いだ」
土方さんは平気で嘘をつきました。
本当に負けず嫌い・・
てかマヨの類いってなに?
インテリ「ふっ、伊達に鬼の副長と呼ばれているわけでは無いと言うことか」
そう言って手を合わせる奴。
土方「タバコ吸いてぇな。灰皿あるか?」
やっと気持ち悪い食事が終わったと思った時だった。
二人の木刀がおもいっきりぶつかった。
インテリ「タバコの前にご馳走様はどうした」
土方「クソまずい飯ごちそーさんでした」
「おいお前ら、ご馳走様の前に口の中のモン飲み込め・・つうかテーブルの上に足を置くなんて、読者が真似したら全国のお母さん怒るからね!?」
新八「Aさんはお母さんですか」
するとインテリは皿を一枚取ると、灰皿だと言い土方さんの大皿に向けて投げた。
土方さんはそれをうまく掴むが、相手の攻撃を避けるために外に投げ出された。
インテリ「並外れた身体能力に反射神経。死線を潜り抜け培った勘と度胸。実戦剣術とはよく言ったもんだ。だが達人との勝負においては通用しない」
自分が達人だと思ってるらしい奴。
そんな簡単に土方さんが倒せると思ったら大間違いだ。
あんなマヨラーだけど、あの人副長だから。
インテリ「殺し合いだけが剣術ではないといってるんだ」
土方「ぬかせ!!!」
そう言われて土方さんは奴に向かっていくが、奴は避けて、土方さんの背後を取った。
土方「テメェの動きは読めてんだよ!!」
それに反応して、土方さんは後ろに攻撃を繰り出すが、インテリは何故か逆にいて
「早い!!土方さん!!」
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小鈴 - 沖田の語尾の小さいひらがながあるじゃないですか。あれをカタカナにしたほうが読みやすいかもしれません!あと、とても面白かったです!これからも頑張って下さい! (2017年3月22日 11時) (レス) id: 7ef5a986e0 (このIDを非表示/違反報告)
femme - 久兵衞でなく、九兵衞ですよ (2016年6月21日 23時) (レス) id: 566dc5cd32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2015年12月9日 22時