検索窓
今日:4 hit、昨日:21 hit、合計:280,763 hit

172話 お酒は二十歳になってから* ページ30

「もう、信じられない」


さっき総悟に言われたことにイライラしながら、忘年会会場に向かう。
時刻は21時30分を過ぎたところだった。


「随分時間経っちゃったな」


そう言って会場の襖を開けようとしたら、シャンプーの匂いが香ったため後ろを向く。


総悟「おい、早く開けねぇのかよ。きっと待ってやすぜ」


「・・・変態は近寄らないでくれる」


私は冷めた目で総悟を見る。


総悟「俺は本当のことを言っただけでさ」


そうやって何事もなかったように言う総悟。
私たちがもめていると、襖が開き土方さんがいらっしゃりました。


土方「テメェらはいつまで待たせりゃ気がすむんだ、コラッ」


「「ごめんなさい」」


そして会場に入ると、みんな待っていたようです。
とりあえず私と総悟は席に着く。


近藤「では揃ったところで、今年はお疲れ様でした!!ってことで来年も頑張りましょう!!乾杯!!」


こうして忘年会が始まった。
私はザキさんにさっきの風呂場事件について話すと、ザキさんはご飯でむせました。


山崎「・・・ゲホッ!!・・ゴホゴホ」


「ちょっと、大丈夫?ザキさん」


私が背中をさすっていると、原田さんもやってきて


原田「え?マジなの?沖田隊長と一緒に風呂入る仲なの?」


「んなわけないでしょ!?」


私が全力否定していると、お酒とタバコの匂いがした。


土方「おい、ふざけんなよ。士道不覚悟だろうが。切腹だ切腹」


「なんでそうなるんですか・・。悪いのは総悟でしょ」


近藤「ついにAちゃんもお嫁に行くことになったか・・」


そう言って腹踊りをしていたハズの近藤さんは、上半身裸のまま泣き出した。
いや、服着て!!服!!
すると今度は、いきなり背後から抱きつかれて、お酒の匂いが漂ってきた。


総悟「おいおい、素直じゃねぇーな。本当は俺と一緒に入れて、嬉しかったくせーに」


犯人は真っ赤な顔した総悟。
おい、お前未成年!!


「誰がだ!!つうかお酒臭っ!!」


原田「なんだかんだでお互い好きなんじゃねぇーの?」


そう言った原田さんの発言に


「ハゲ、変なこと言わないでよ!!作者に今の今まで出させてもらえなかったからって、喋るなハゲ。殺すぞ」


そう言って近くにあった皿を、ハゲに向かって投げる。


原田「あー照れちゃって照れちゃって。素直になれよ」


といってニヤニヤ笑うハゲ親父。


「う、うるさい!!少し黙れ、ハゲ!!」


そんなやり取りをしていると

173話 乙女の純情*→←171話 照れを覚えろ*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (120 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
226人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 真選組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

小鈴 - 沖田の語尾の小さいひらがながあるじゃないですか。あれをカタカナにしたほうが読みやすいかもしれません!あと、とても面白かったです!これからも頑張って下さい! (2017年3月22日 11時) (レス) id: 7ef5a986e0 (このIDを非表示/違反報告)
femme - 久兵衞でなく、九兵衞ですよ (2016年6月21日 23時) (レス) id: 566dc5cd32 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:沖田いずみ | 作成日時:2015年12月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。