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167話 部下の言うこと* ページ25

私たちの周りには、数十人はいるであろう攘夷志士たち。


神山「副隊長ぉおお!!お怪我はないっすか!?」


「ちょっと擦っただけ。しかし・・ごめん神山くん。私、言うこと聞いとけばよかったわ」


さすがの私も冷汗が出る。
なんたって刀だけでなく、銃まで持った志士どもがいっぱいいるんだから。


志士「二人だ殺れぇえ!!」


そう言って一斉に走り出した奴ら。
うん、これは本気でマズイかもしれない。


「神山くん、頼むから死なないでよ。とりあえず逃げ道は確保できるようになんとかする」


そう言って私は玉を入れなおし、相手の刀を銃で受け止める。


神山「そ、そんなこと言われても!!」


神山くんも刀を受け止める。
だが相手は刀だけではない、銃もだ。
神山くんも疲れが出てるようで、なんとか避けている状態だ。


「・・・これは死ぬかも。悪いけど道を空けてもらう!!」


そう言って志士どもに銃を放つ。


志士「おい、この女。一番隊の小湊Aじゃないか!?」


一人の志士がそう言った。
てか気づくの遅くね?


「わぁー。私って有名人じゃん!!」


私はふざけて銃を撃つ。


「しかし・・刀よりも銃のほうが厄介だとは・・」


私は刀の志士たちを殺りつつ、銃弾を避ける。
神山くんが銃弾全てを避けられる保証はない。
仕方ない、先に銃を仕留めるか。


「神山くん!!悪いけどコッチお願い」


神山「え!?ちょっと副隊長!!」


私は神山くんに刀組を任せると、銃を持つ志士を狙う。
何人か倒れるが、負けじと撃ってくる。


「チッ、面倒だ」


相手の銃弾を避けて、近くを攻めると、相手は驚いた顔をしている。
そして


「この私と銃で勝負なんて無謀だよ」


そう言って相手のこめかみに向かって撃った。
そしてほとんどの銃組は動かなくなる。
私は神山くんの援護に回る。


「死んでなかったか」


神山「ちょっと、なんなんっすか!?副隊長!!ふざけてないでくださいっす!!」


「ちゃんとやってるってば!!」


そう言って神山くんから離れて敵を撃つ。
地面も自分たちも真っ赤だ。
また三人向かってくる。
一人は撃ち二人は受け止めるが、いきなり銃弾が飛んできた。


「チッ、まだいたか」


私は一人の志士の足をかけ、転ばせて撃つ。
その間にも銃弾が飛んできて、私の集中は前と銃弾にいっていたため背後の反応に遅れた。


志士「死ねぇええ!!」


神山「副隊長ぉおお!!」

168話 ヒーローは遅れてやってくる*→←166話 言うこと聞かないと・・死にます*



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小鈴 - 沖田の語尾の小さいひらがながあるじゃないですか。あれをカタカナにしたほうが読みやすいかもしれません!あと、とても面白かったです!これからも頑張って下さい! (2017年3月22日 11時) (レス) id: 7ef5a986e0 (このIDを非表示/違反報告)
femme - 久兵衞でなく、九兵衞ですよ (2016年6月21日 23時) (レス) id: 566dc5cd32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2015年12月9日 22時

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