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164話 怪しい奴には職質* ページ22

門の前に着くと、隊士たちは待ちわびていたようです。


隊士「おはようございます!!」


総悟「悪ぃなテメェら。コイツが寝坊しやがってよ」


そう言って私を指差す総悟。
隊士たちは笑っていますが、訂正するつもりはない。
だって食堂でみんなに会ったし。


「はいはい、さて今日は忘年会あるから、さっさと終わらせます」


言いながら指示された通り、徒歩組とパトカー組に別れる。
私は総悟とは別なので、ザキさんに言われたことを伝えた。


「最近攘夷志士が活発になってるらしいから、気をつけてって言ってたよ」


総悟「おいおい、俺よりテメェの心配したらどうなんでィ」


そのまま別れて、私は神山くんとパトカー組です。


神山「今日は副隊長と一緒なんて光栄で感嘆っす!!」


「はいはいわかったから。早く運転して」


神山「わっかりましたぁあ!!」


やっと運転を始めた神山くん。
昔から、神山くんと仕事の時は、本当にロクなことがない。
そんなことを思いつつも、見廻りを始めた。


「あ、神山くん、車止めて」


私は神山くんにパトカーを止めてもらう。
そしてそのまま、前のオートバイのタイヤを撃つ。
オートバイに乗ってた人はオートバイごと倒れた。


神山「ふ、副隊長!?なにしてんすか!!」


神山くんのことは無視してその人に近寄る。


?「いててて・・なにしやがる」


「おはようございます。珍しくこんな真昼間から起きてるなんて、珍しいですね?旦那」


私が見つけたのは旦那でした。


銀時「珍しくて悪いかよ。ていうかAちゃん、なにしてくれてんの・・」


「逮捕のために、タイヤを撃たせてもらいました」


私がそう言うと旦那は立ち上がる。


銀時「なに?俺なんかした?」


「公然わいせつ罪」


銀時「生きてるだけでわいせつ罪ってかコラッ!!沖田くんはどうしたのよ」


旦那は私の胸倉を掴んで怒っている。
まぁ旦那は生きてるだけで近藤さん並の変態度だからね。


銀時「声にでてるけど・・Aちゃん」


「あ、声に出てた。今日は見廻りですよ」


銀時「どうしてくれんの?俺のオートバイ。本当に警察かよ」


呆れた顔で見てくる旦那。


「だって、声かけても振り向かないかと思って」


銀時「声かけられれば振り向くから!!まず声かけてから最終手段にしてくれない!?」


「あぁすみませんでした。賠償は土方さんに請求お願いします」


そう言って私はパトカーに再び乗り込んだ。

165話 大丈夫と安心する時に限って大丈夫じゃない*→←163話 仕事の時は早起き*



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小鈴 - 沖田の語尾の小さいひらがながあるじゃないですか。あれをカタカナにしたほうが読みやすいかもしれません!あと、とても面白かったです!これからも頑張って下さい! (2017年3月22日 11時) (レス) id: 7ef5a986e0 (このIDを非表示/違反報告)
femme - 久兵衞でなく、九兵衞ですよ (2016年6月21日 23時) (レス) id: 566dc5cd32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2015年12月9日 22時

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