204訓 センテンススプリングよりも悪いものもある ページ10
俺は新聞紙に包まり色男と言いながらニヤリと笑う野郎に言う。
銀時「・・ドラゴンボールの気持ちがわかったよ」
全蔵「心配するな。7つに引き裂かれても俺が拾い集めてやるよ」
銀時「集めても何も出ねぇぞ。俺は欠陥品なんだからな」
全蔵「いつになく弱気じゃねぇか。7人同時に責任取るのはやっぱ無茶だったか?」
腕を組み壁に寄りかかる野郎は言う。
犬小屋にいた長谷川さんは野郎の言葉に
マダオ「7人同時ってどうゆうことだよ、銀さん」
あ、マダオには気づかれたな。
ま、いっか。
俺はマダオの話なぞ気にせず野郎に言い返す。
銀時「一人一人が一騎当千のバカだぞ。身が持つわけねぇだろ」
全蔵「わかっていながら一夜にそんな奴ら全員に手ぇ出したお前に言う資格はねぇよ。女どもの願いを叶えるのがお前の責任だろ」
何で俺コイツにあれやこれや言われてんだろう。
マダオ「一夜に全員ってどういうことだよ!!まさか俺とは遊びだったのかよ!銀さん!!」
銀時「待てや。お前上手いこと手切れにする目的で俺と手を組んでるんだよな?なんかお前アッチの味方みてぇな発言してね?」
全蔵「見たか?女どもがイキイキしてきてやがる。この際だ、7人みんな幸せにしてやったらどうだ?」
銀時「できるわけねぇだろ!!!」
俺は犬小屋の長谷川さんを蹴る。
もう完全に八つ当たりだ。
だってコイツ完全に俺の事捨てただろ。
銀時「とんでもねぇ不祥事起こしてるからね!!?つーか途中から意識的に7股かけてるからね!?ベッ○ーのセンテンススプリングよりやべぇからな!!」
もう俺はヤケになり誠実に全員に殴られようが気にせず頭を下げることに決めた。
だが野郎は
全蔵「それでどうする?ハラ決めた女たちを悲しませる事になるぜ?」
銀時「こんな状態続ける事が悲しませる事だろーが」
全蔵「だったら全部言えよ。テメェ一人だけ楽になって女どもを地獄に突き落とせよ」
俺は冷や汗を流す。
そんな俺に野郎は言った。
全蔵「今更いい子ぶってもよ、アンタはあの夜外道に成り果てたんだぜ?外道は外道なりの女の護り方ってーのがあるんじゃないの?」
その言葉は俺にグサリと突き刺さった。
あぁ、どうしようかと悩んでいた時だった。
さ「あら、こんなとこで会うなんて奇遇ね」
お妙「猿飛さんこそ、どうしてこんなとこに?」
恐れていた事が起きてしまった・・。
女どもが鉢合わせしてしまった!!
205訓 男女の事は他人が詮索することではない→←203訓 料理の味なんてんな状況で理解するのは無理に決まってる
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沖田いずみ(プロフ) - 八雲さん» 3月に公開予定です(^_^)申し訳ないですがお待ち下さい! (2018年2月25日 23時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
八雲(プロフ) - すみません、続のパスワードってどうなんですか?突然ですみません (2018年2月25日 22時) (レス) id: 156f742ab7 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 沖田いずみさん» いえいえ!!読みました!!ありがとうございます!! (2017年12月24日 22時) (レス) id: 2513547d82 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - りんさん» すみません!分かりにくくて( ; ; )part7のほうでやらせてもらってます! (2017年12月24日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 沖田いずみさん» そうなんですか!?すいません!読んできます!! (2017年12月24日 21時) (レス) id: 2513547d82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2017年3月4日 22時