【銀魂】副隊長は天人さんです 裏話5＊

210訓 デート中の会話は大事 ページ16

話しかけて来たのは九兵衞のようだ。


九兵衞『今日はあまり喋らないんだな。僕と・・こんな所に来ても・・つまらないか』


さすがに何も喋らないため不審に思ったらしい。
俺は先程野郎に渡された紙を見る。


銀時「えーと・・」


遅れるセリフ決まってんのかよ！！
状況に応じてセレクトしろってか！？
しかも痔の話ばかりで、ロクなセリフがない。


九兵衞『そうか、くだらん事を聞いてすまない』


ヤバイ！！
早くしないとと思い俺はあるボタンを押す。
これなら少し臭いが、まぁいいだろう。


空気嫁３『北極星とキミの美しさを比べてた。やっぱり君のイボの方がデカイや』


後ろにとんでもねぇモン付いてたぁああ！！
なんつーセリフ用意してんだぁあ！！
あそこからなんでイボの話になるんだよ！！
俺は何とか弁解しようと良いセリフを探すが


ポチッ


空気嫁３『いいえ、それはイボ痔ではなくクリ・・ドォオォオン


間違ったボタンを押したおかげで、九兵衞が空気嫁に蹴りをくらわした。
そりゃこうなるわ・・


放送『一際大きく光る星、アレが北極星です』


蹴られたせいで空気が抜け、天井を飛び交う空気嫁４。


客「なんだ、あの影！！」


マズイ！！他の奴らにバレる！！
俺は急いで取りに行く。


客「オイ、消えたぞ。どこ行ったんだ？」


とりあえず立て直さないといけない。


空気嫁３『アレはシャワーのついた便座です』


客「便座なんて星あったんだな」


なんとか誤魔化したが、分身が減っちまった！！
俺は空気嫁３に空気を入れるが中々膨らまない。


銀時「しっかりしろ、３号機！！」


早くも分身の術が崩れ出すたぁ・・
だが幸い、空気嫁だった事はバレてねぇ。


九兵衞「やり過ぎてしまった。オイ、銀時、大丈夫か！？」


ここは俺がカバーに行くか？
だがココの位置は全員を見渡せる。
なんとか３号機を復活させるしかねぇな・・


さ『何かしら、さっきから。人がデート中にうるさいわね』


今度は変態女か！！


さ『ちょっと私、注意してくるわ。これ以上ダーリンとのデートを邪魔されたくないから』


マズイ！！
奴らが鉢合わせしちまう！！
なんとか気を逸らさないと！！
俺は糸を操る。


さ『え？銀さん、行くなって言うの？』


空気嫁２は変態女の手を掴んだらしい。


さ『もぉーダーリンったら寂しがり屋なんだからっ！！』


た、助かった・・
デタラメの糸で手を掴んだようだ。


お妙『あの、銀さん？』

211訓 バカップル見てるとマジリア充死ねって思う→←209訓 結局全員空気嫁か！！

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