【銀魂】副隊長は天人さんです 裏話5＊

208訓 俺っていったい・・ ページ14

ーー７日 １９時前


俺はプラネタリウム前の公園にスーツ姿で立っている。


全蔵『もうすぐ待ち合わせの時間だな』


俺の耳に入っているイヤホンから野郎の声が聞こえる。


銀時「あぁ、そうだな・・。新八と神楽に元気でやれって伝えてくれ・・」


結局俺は全員断る事が出来ず、６人とデートをすることになった。


全蔵『そう悲観的になるなよ。俺が協力してやるって言ってんだろ？』


銀時「俺の身体は１つしかねぇんだよ！！６人とデートなんざできるか！！」


全蔵『俺は御庭番衆筆頭を務めた男だ。分身の術くらい教えてやるよ』


マジか！！？
コイツ銀魂キャラのくせにナ○トやらボル○キャラのような事ができるってか！？
多重影分身の術か！！？


銀時「ホントにできんのか！！？おい！！」


野郎に言われた通り目を瞑った。
これでいいのか？ホントにできるのか？


全蔵『目ェ開けて見ろ。驚くべき事が起きてるぜ』


目を開けると空気嫁が５人いた。
俺は野郎の胸ぐらを掴む。


銀時「おい、お前・・おちょくってるだろ？この状況楽しんでんだろ？」


しかも分身じゃねぇーし！！
ただの空気嫁だし！！


全蔵「忍糸を操ればカバーできる。俺が糸を操るから問題ねぇよ」


銀時「かえって足引っ張ってるから！！片付けろよ！！見られたらどうすんだ！！」


俺と野郎がもめていたら


お妙「銀さーん。ごめんなさい、遅れちゃって」


銀時「お、おい、デケェ声で呼ぶな。誰か知ってる奴がいたらどーすんだ」


お妙「ハイハイ、ごめんなさいね。ホントに銀さんは照れ屋なんだから」


そう言いながらお妙は俺を横切ると、空気嫁１と歩き出した。


銀時「・・・は？」


さ「ダーリン！！ごめん、待ったぁあ！！？」


変態女は空気嫁２に抱き着くとそのままズルズルと連れて行った。


さ「そんなに寂しかったの？甘えちゃって、もう」


いったい全体どうゆう事だ？
俺が疑問でいっぱいになっていたら


「あ、旦那。ココにいたんですね？」


総悟「A、いやしたぜ。ありゃ？」


新海「妹ちゃん、いたよ！！って、ん？」


沖田くんとお兄さんは空気嫁３と４を連れて来ている。


「何言ってるの、２人とも。旦那ならココですよ」


そう言って俺を横切ると空気嫁５に話しかける。


「７分も遅れてしまってごめんなさい。七武海にかけちゃったんです」


総悟「んじゃ、旦那よろしくお願いしやす」


新海「妹ちゃん、いってらっしゃい！！」


俺、泣いていい？

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