【銀魂】副隊長は天人さんです 裏話5＊

205訓 男女の事は他人が詮索することではない ページ11

鉢合わせした女ども。


さ「実は私、最近ダーリンとこの長屋でラブラブ生活始めたのー」


お妙「おめでとう。お相手は？妄想？CG？」


さ「ちゃんとした立体よ！！」


おい！
余計なこと話すんじゃねぇぞ！！


お妙「奇遇ね。私もこの長屋で同棲してるんです」


さ「冗談でしょ！？アナタみたいなガサツな女が！？」


お妙「内緒です。あの人に口止めされてるから」


さ「わ、私だって唇で口止めされてるわよ！！」


嘘ついてんな！！
張り合ってんじゃねぇよ！！


「あれ？どうしたの？こんなとこで」


さ「あら？Aじゃない」


お妙「あら？Aちゃん。どうしたの？見回りの帰りかしら？」


またややこしいことになってるし！！


「うーん仕事帰りちゃ、帰りなんだけど。ここの長屋で新婚生活してるの」


オィイイイ！！
誰がお前と結婚したって言ったよ！！


お妙「遂に沖田さんと結婚したの？」


「違う違う。総悟はウチのペットでお兄ちゃんと旦那とこの長屋に引っ越してきたの」


旦那＝俺って思われるぅうう！！
Aちゃん俺のこと旦那って呼んでたぁあ！！
コレはバレたかと焦るが。


さ「じゃあ新しい旦那？まさかアンタみたいな団子まみれ女子に好意寄せる奴なんているの？」


なんとか旦那＝新しい男と勘違いしてくれた。
さすが一騎当千のバカどもだ。


「ざんねーん。めっちゃイケメンだから見せられませーん」


とAちゃんはドヤ顔で言う。
ただの見栄っ張りじゃねぇか！！
一応口止めは効いてるらしい。
でもこんなもん、いつバレてもおかしくねぇぞ！！


九兵衞「そうか・・みんないい人が見つかったんだね」


お妙「九ちゃん！！」


またややこしい事になってるぅうう！！？


九兵衞「僕も・・現実と向き合って、女として幸せを掴むよ・・アイツと」


お妙「アイツって誰よ、九ちゃん！！」


さ「まさか九兵衞さんアナタも！？」


「九ちゃん！相手は！！？」


九兵衞「それは・・・ちょっと・・」


どんどんややこしい事になっている。
これ、ヤバくね？


月詠「いい加減にしなんし。嫌がってるじゃろう」


その声にバカどもが振り返る。


月詠「男女のことは他人が詮索するものじゃない。そっとしておきなんし」


エプロンを着込んだ月詠の姿。
お前まで来たら余計ややこしい事になるだろ！！
全員俺と付き合ってる設定だぞ！！

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