【銀魂】副隊長は天人さんです＊続４

127訓 あれから・・ ページ1

ーーーno side


？「・・・はぁ」


街のあちこちが壊れていた江戸。
そんな江戸はあれから２年が経ち、復興へと向かっていた。


？「ターミナルも随分と戻ってきたな。あと半分くらいか？」


？「そうかもな」


？「まさか２年でここまで戻るとは思わなかったぜ」


？「そうだな、まぁ今は信女が警察仕切ってるし、尻を刀でブッ刺せば、嫌でも働くだろうよ」


？「あぁ、そうだな・・・じゃ、ねぇよ！！なんでいんだよ！市村！！」


ターミナルが作られている様子を見ていた新海は、隣で何食わぬ顔で立つ市村を見て言う。


市村「いちゃ悪いのか？俺は信女に言われてターミナルの復興状況を確認しに来ただけだが」


新海「いやいやいやいや！お前ら本気でまだ警察やってんのかよ！！つうか刀でブッ刺すだなんだ言わなかったか！？」


市村「あぁ、もう恐怖政治万々歳だ」


そう言いつつ手が震えている市村。


警察「だ、大丈夫ですか・・市村さん・・」


新海「お前、何があったんだ・・」


そんな会話をしていた時だった。


？「何をやってるの」


後ろには高そうな黒い車。


？「ターミナルの進捗状況を見て来いって言ったはずよ」


車のドアが開き降りて来たのは


警察「ちょ、長官殿！！」


市村「・・・の、信女」


信女「何をしているの、それが終わったら童◯が幼女を連れ回してるらしいって報告が来たから行くわよ」


新海「なんだよ、このご時世に幼女連れ回してるバカな◯貞がいんのかよ・・」


市村「まぁそれだけ平和になったって事じゃないか？」


信女「だといいけど」


そう言って車に向かっていく信女。
それを追う市村。


市村「おい」


しかし追っていた市村は振り返る。


新海「あ？」


市村「お前も来い」


新海「なんで」


市村「信女と二人っきりなんて怖すぎる・・」


青白い顔で震えている市村。


新海「ほんとお前・・この２年で何があったんだよ・・」


そう呆れながら車に乗った新海であった。

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