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44* ページ46

ーー銀時side


俺は神楽の言う通り、銀時のフリをお妙の前で演じた。


銀時「自身の役をやれなんざ言われたのは、初めてだぜ」


俺は二人と別れ廊下の奥へと向かう。
ただもう一つ気になっていた事があった。
歩きながら俺は病室のネームプレートを確認する。


銀時「いったいどこにいるんだ?」


そんな俺が歩いていれば、見知った奴が喫煙所にいる事に気づいた。


銀時「何してんのよ、土方くん」


俺は喫煙所の中で、煙草を吸い、ボーとしてる奴に声をかけた。


銀時「随分とアホ面じゃないの」


で、何でこんなとこにいんの?と聞けば


土方「テメェが言ったんだろーが。総悟やAが諦めてねぇーのに、鬼の副長の俺が諦めんのかって」


テメェが焚きつけたくせに何言ってやがると言ってくる。


銀時「だったらこんなとこで煙草なんざ吸ってねぇで、病室行けよ」


と俺は言う。
実際俺は病室がわからなく彷徨っていたので、コイツに会ってラッキーだ。


土方「・・・行けるかよ」


銀時「あ?」


土方「行けるわきゃねぇだろ・・」


土方くんが持つ煙草から吸い殻が落ちた。


土方「アイツの身体はとうの昔に限界だった・・」


土方くんに言われなくてもそんな事見ててわかっていた。
だが、それが何だっていうんだ。


土方「諦めずに来たが、医者に言われたよ」


土方くんは溜め込むと言った。


土方「・・こんな状態で4日ももつかってな」


土方くんの手に握られていた煙草は折れていた。


銀時「・・な、なに言ってんだよお前。白詛は半月後に死ぬんだろ!?なら4日は持つだろ!どこのヤブ医者だ!!」


土方「・・総悟も」


拳を握り土方くんは話す。


土方「総悟も医者に掴みかかって同じことを言ったよ」


総悟『ふざけんな!白詛は14日持つはずでィ!!テメェ、Aが明日にでも死ぬってーのかィ!!』


医者『それは安静にしていればの話です!彼女は・・こんな身体で10日近く刀を振り回し、走り回っていたんですよ!?安静にしている人に比べたら、明らかに限界が来るのは早いに決まってます!!』


土方「さすがの総悟も何も言い返さなかったよ。自分が好きなようにやらせたばっかりに、Aの寿命を短くしたってな」


そう言うと土方くんは


土方「アイツの病室知りてぇんだろ?203だ。テメェもアイツの状態見りゃ、医者の言う意味もわかるだろ」


それだけ言うと土方くんは何も話さなくなった。

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ユズ風呂(プロフ) - 完結編でぶっちゃけ夢主ちゃんの格好何に似せたんですか? (2019年4月28日 16時) (レス) id: 8ff75eaee8 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - 紫蘭さん» リクくれて始まりも遅かったのにそう言われて頑張れます!!涙腺崩壊しちゃってください笑笑 (2017年12月3日 21時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - りんごあめさん» そう言ってもらえると頑張れます!!長引いてますがよろしくお願いします!! (2017年12月3日 21時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭(プロフ) - 逆にもっと長引いてほしいです。切実に…笑 毎日毎日涙腺と格闘してます…もう悲しくて悲しくて…。 引き続き頑張って下さい!! (2017年12月2日 23時) (レス) id: 684ce788b1 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - むっちゃ好きです!むしろ長引くほどいずみさんの小説読めるので嬉しいです!1日の楽しみになってます!応援してます!! (2017年12月2日 23時) (レス) id: 7b8fac289e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2017年11月5日 22時

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