643話 了解だよ・・隊長 ページ6
そんな俺の姿に姫様は怯えている。
総悟「姫様、そんな顔で見ないでくだせぇよ」
新海「沖田、無理だろ。んな周りの人間全員目で殺せそうな顔してよ」
「そうそう、まずは自分の顔、鏡で見た方がいいよ」
と二人が俺に言ってくる。
総悟「随分とお二人さんは余裕じゃねぇかィ。目の前にウヨウヨと血生臭い連中いっぱいいやすぜ」
「あれ?おっかしいなー。今の総悟も負けないくらい血生臭いよ?」
総悟「俺を誰だと思ってるんでィ」
「誰?そんなの決まってるでしょ?」
俺とAが背中合わせになる。
「クソドSで俺様な一番隊隊長様でしょ?」
総悟「テメェ、帰ったら俺の大量の始末書だけで済むと思うなよ?」
と俺は背中合わせのAに言う。
「ちょっと!!私がいない間にどんだけ始末書ためれば気がすむのさ!!少しは自分でやれ!!つうか始末書になるような事やるな!!」
俺の後ろで怒るA。
総悟「仕方ねぇよ。土方が俺に始末書なんて命令するんだからよ。それに攘夷志士どもが邪魔するからな」
「それ言い訳にならない!!」
総悟「まぁ、そう怒るなよ。そんなに始末書やりたくねぇなら、今ココで死ぬしかねぇぜ?」
と冗談交じりに言ってやれば
「わかった。とりあえずアンタが死ね」
総悟「酷ぇや。死ぬなとかさっき言ってたくせに、自分が都合悪くなったらそれかよ」
俺はそう言いながら目の前の敵を斬るため離れる。
「まぁでもそれが総悟だよね」
総悟「あぁ?」
「あぁ・・でもなんか戻って来たって感じする」
総悟「そうかィ?なら・・副隊長さんよー。ソッチさっさと片付けて、隊長様の手伝いに来やがれ」
「了解したよ・・隊長」
そう言ってAは、鷹の目の軍勢にクソ兄貴と向かって行った。
そして俺は目の前の敵を片付けようとする。
神威「あ、ごっめーん。傘開いたら飛べると思ったけど、やっぱ無理だった」
空からピンク頭の野郎が落ちてきて、全員踏み潰した。
俺は特に動じることなく目の前の野郎に言う。
総悟「おい・・・どこのチンピラシータだテメェは」
俺の呆れた顔を見て野郎は
神威「そんな顔で見ないでよ。アンタと同類さ」
阿伏兎「たくっ、あのすっとこどっこい」
神威「Aちゃんと知り合いなの?君さー、彼女と殺りあったことある?」
総悟「ありやすぜ?いつもいつも啼かせてまさァ」
俺の言葉が聞こえたのか、俺の顔寸前に銃弾が飛んできた。
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いっち(プロフ) - 沖田いずみさん» 長いからこそストーリー性があり、読みがいのあるこの作品が大好きです!これからも応援してます! (2016年11月14日 0時) (レス) id: 40d91c7f16 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - いっちさん» ありがとうございます*こんな超長いの読んで頂きありがたいです( ; ; )今後もよろしくお願いします!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - りしゅまろさん» いえいえ( ´ ▽ ` ) 息抜きそろそろ描こうかなーって思ってたので全然OKです!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - 恋花月さん» コメありがとうございます*お気に入りまでしていただきありがとうございます( ´ ▽ ` )今後もよろしくお願いします!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
いっち(プロフ) - 1周年おめでとうございます!最初からずっと読んでいて更新楽しみにしていました!これからも頑張ってください! (2016年11月13日 13時) (レス) id: 40d91c7f16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2016年9月17日 21時