665話 騙し合い ページ33
藤林「いや、手柄ならまだあるさ」
そう言うと忍は、土に埋まっているチャイナ娘に向かって足を踏み下ろした。
藤林「者どもこ奴らに用はない!!一兵でも多く将軍勢力を討ち取るのだ!!」
だが・・
藤林「な、何!?」
その忍の足は斬られて流血する。
土方「せっかくの指示悪いが、俺たちゃテメェの命令を聞く義理はねぇよ」
俺が奴の足を斬る。
神楽「トシィィイ!!」
土方「誰がトシだ」
その姿を見ていた黒服の男。
市村「まさか味方の忍の中にいつの間にか真選組が紛れていたのは驚きですよ」
土方「残念だな市村」
市村「何を・・言ってるんです・・」
土方「俺たちゃある方の命でココに来ただけだ」
すると今度は鎖で木にグルグル巻きにされていたメガネが解放された。
近藤「違いねぇ。俺たちを顎で使えんのは天下で一人だけだ」
近藤さんが鎖を斬った。
藤林「貴様ら・・いつの間に潜りこんで・・」
忍は驚いている。
藤林「何をしている!!早く目の前の賊を殺れ!!」
周りの忍たちに命令をするソイツ。
だが誰も見ているだけで動こうとしない。
藤林「百地!!貴様も・・」
百地「悪いの藤林。伊賀三大上忍の我らは対等な立場なはず。ワシも敵と内通し、伊賀に引き入れた裏切り者の命は聞く義理はないぞよ」
女の忍はそう言う。
藤林「百地!!まさか貴様!!」
この女忍は
百地「頼みごとなら別だがな。まぁもうすでに承っている」
すると忍の間をすり抜けて一人の男が出てくる。
百地「ここはどうぞよ?この場で一番身分の高い者に指揮を取ってもらうのは」
俺たちの・・いや
藤林「バ、バカな!!」
将軍「将軍の名のもとに命令を下す」
将軍様の味方なのだから。
将軍「賊を討て!!」
その将軍様の命令の後、忍たちは一斉に男の忍を攻撃した。
市村「嘘だろ・・。将軍は団長や神威団長たちが服部全蔵とともに討ち取ったと聞いたはずだ!!そんなわけない。あの将軍こそが影武者だ!!」
?「それはどうだろうな」
?「お生憎様だけどその将軍様は本物。すでに爺やさんに確認が取れてる」
急に聞こえた声にそちらを向けば
「土方さーん。お久でーす」
俺に向かって手を大きく振るAと
新海「市村、遅くなって悪ぃけど、鷹の目族は返してもらうぜ?これ以上人間の思い通りに鷹の目が使えると思うなよ?」
笑う野郎の姿だった。
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いっち(プロフ) - 沖田いずみさん» 長いからこそストーリー性があり、読みがいのあるこの作品が大好きです!これからも応援してます! (2016年11月14日 0時) (レス) id: 40d91c7f16 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - いっちさん» ありがとうございます*こんな超長いの読んで頂きありがたいです( ; ; )今後もよろしくお願いします!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - りしゅまろさん» いえいえ( ´ ▽ ` ) 息抜きそろそろ描こうかなーって思ってたので全然OKです!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - 恋花月さん» コメありがとうございます*お気に入りまでしていただきありがとうございます( ´ ▽ ` )今後もよろしくお願いします!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
いっち(プロフ) - 1周年おめでとうございます!最初からずっと読んでいて更新楽しみにしていました!これからも頑張ってください! (2016年11月13日 13時) (レス) id: 40d91c7f16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2016年9月17日 21時