誕生日*続きの続きの続き ページ26
総悟「誠意がねえ。もっと誠意見せなせェ」
そう言ってやれば
「じゃ、じゃあ・・・どうしたら許してくれるわけ!?」
その言葉に俺はニヤリと黒い笑みになる。
そう、俺はその言葉を待っていた。
総悟「今ココで俺にキスしなせェ」
「はい?バカだろ。んな公共の場でキスなんてできるか!!」
総悟「誰もいやせんよ。それに路チューの方が誰かに見られるかもというドキドキ感があって、テメェ余計に照れるだろィ?」
「己の目的はソッチだろうが!!クソドS!!」
総悟「まぁツベコベ言わずに早くやりなせェ。しないなら俺は一生許しやせんぜ?」
と壁ドン状態のまま言ってやる。
まぁそう言えば
「ほ、本当に許してくれるの?」
総悟「あぁ」
「わ、わかった」
真っ赤な顔してやってくる。
俺の唇に柔らかい感触が一瞬触れる。
「こ、これでどう!?」
真っ赤な顔して言うA。
総悟「お前、それじゃねぇよ」
「は?ちゃんと言う通りにしたじゃん!!何が不満なわけ!?」
総悟「誰が触れるだけって言ったんでィ。ほら、もう一回、深いヤツな」
と真っ黒笑顔で言ってやれば
「ふざけんな!!もう一回やったでしょ!?やるわけないでしょ?そ、それに深いのな、なんて自分からで、できるわけ・・」
と言ってくる。
総悟「そうかィ。誰だっけなー、お金と自分の楽しみのために彼氏がいるのに断りもせず男と呑みしてたのはー」
「うっ・・」
総悟「誰だっけなー、キャバクラでバイトして笑顔振りまいて媚売ってたのはー」
「・・だ、だから」
総悟「誰だっけなー、他の男に手作りの誕生日ケーキをプレゼントしたのはー」
「そ、それは・・」
総悟「誰だっけなー、旦那に抱きしめられても抵抗しなかったのはー」
「・・・」
もう何も言えなくなったAに、俺はトドメの一言をぶつける。
総悟「もうAのこと信じられなくなっちまった・・・」
そう言って下を向いて泣き真似をする。
どうでィ、A。
俺に黙ってキャバクラでバイトなんかするからでィ。
「わ、私が・・悪かった・・。言う通りに・・するから・・」
そんな小さな声が聞こえてきたので、俺はすぐに頭を上げてニヤリと笑う。
「って!!泣き真似してたな!!」
総悟「え?何のことで?ほら、言う通りにするって言ったよな?」
と言えば
「さっきのなし!!絶対やらない!!」
と言ってきたので俺は携帯を取り出す。
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いっち(プロフ) - 沖田いずみさん» 長いからこそストーリー性があり、読みがいのあるこの作品が大好きです!これからも応援してます! (2016年11月14日 0時) (レス) id: 40d91c7f16 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - いっちさん» ありがとうございます*こんな超長いの読んで頂きありがたいです( ; ; )今後もよろしくお願いします!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - りしゅまろさん» いえいえ( ´ ▽ ` ) 息抜きそろそろ描こうかなーって思ってたので全然OKです!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - 恋花月さん» コメありがとうございます*お気に入りまでしていただきありがとうございます( ´ ▽ ` )今後もよろしくお願いします!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
いっち(プロフ) - 1周年おめでとうございます!最初からずっと読んでいて更新楽しみにしていました!これからも頑張ってください! (2016年11月13日 13時) (レス) id: 40d91c7f16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2016年9月17日 21時