誕生日*銀さん ページ23
ーー銀時side
銀時「何・・コレ・・」
神楽「スゴいネ!!」
新八「姉上に見せたいくらいです」
今俺の目の前にはケーキが積み重なっている。
ちなみにただのケーキではない。
「いちご牛乳味のスポンジに、アンコに生クリームにいちごをトッピングしました」
と目の前では金髪美少女が微笑んでいる。
新八「だいぶ時間かかったんじゃないですか?」
「まぁね。でも旦那の誕生日だし、お祝いしないとって思って・・いつもの倍頑張っちゃいました」
神楽「A!!私の時も作ってヨ!!酢昆布で」
新八「待って神楽ちゃん・・。酢昆布ケーキは美味しくなさ・・グホッ
新八は神楽によって潰された。
銀時「あの・・ちょっと聞いてもいい?」
「なんですか?」
満面の笑みで俺の方を向いた少女に、疑問をぶつける。
銀時「何で俺に?」
「何でって、誕生日だからって言ったじゃないですか」
銀時「いやいやそれは聞いたけどさ・・。俺の・・その・・誕生日ってだけで、手作りケーキってことはさ・・期待しちゃうよ?」
「何の期待ですか?」
銀時「だから・・こういう期待だよ」
そう言って俺は、目の前の少女の頭を自分の胸に付けた。
その瞬間、爆音が響いて煙たくなる。
「ゴホッ、ゲホッ」
銀時「な、何だ!?」
?「昼間っからお盛んですねェ旦那。これだからモテない男は困りまさァ」
そこにはバズーカを肩に乗せ、ドス黒いオーラを放つ
銀時「よ、よぉー沖田くん」
沖田くんの姿。
これはマズイ。
Aちゃんを奴に渡そうと思ったが、目の前の彼女は
「何しに来たのよ!総悟!!私、絶対帰らないからね!!」
と更に俺に密着してくる始末。
待て待て待て!!
銀時「待ってAちゃん!!このままだと誕生日命日になる!!」
いったい何がどうなってこんな事になっているのか。
そしてなぜ俺は巻き込まれたのか理解できない。
総悟「ふざけんな。テメェ、夜遊びの次は浮気たぁいい度胸してんじゃねぇか」
銀時「・・・夜遊び?」
沖田くんの口からあり得ない言葉が飛び出した。
あの純粋無垢なAちゃんが夜遊び?
総悟「旦那、コイツは純粋無垢じゃねぇぜ」
銀時「心読まないでくれる・・」
「待ってよ!!誤解だから誤解!!私、夜遊びなんてしてない!!」
総悟「どうだかな。証拠は揃ってんだぜ?」
そう言って沖田くんが取り出したのは数枚の写真。
135人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いっち(プロフ) - 沖田いずみさん» 長いからこそストーリー性があり、読みがいのあるこの作品が大好きです!これからも応援してます! (2016年11月14日 0時) (レス) id: 40d91c7f16 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - いっちさん» ありがとうございます*こんな超長いの読んで頂きありがたいです( ; ; )今後もよろしくお願いします!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - りしゅまろさん» いえいえ( ´ ▽ ` ) 息抜きそろそろ描こうかなーって思ってたので全然OKです!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - 恋花月さん» コメありがとうございます*お気に入りまでしていただきありがとうございます( ´ ▽ ` )今後もよろしくお願いします!! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
いっち(プロフ) - 1周年おめでとうございます!最初からずっと読んでいて更新楽しみにしていました!これからも頑張ってください! (2016年11月13日 13時) (レス) id: 40d91c7f16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:沖田いずみ | 作成日時:2016年9月17日 21時