【銀魂】一番隊副隊長は天人さんですpart13

631話 本題は？ ページ39

土方「で？仕事は引き受けんのか？」


土方さんは毒ガスを吐き出すと俺のほうをチラリと見て言う。


総悟「内容によりまさァ」


俺はゆっくりと畳に座った。


総悟「で？内容は？」


新海「だから沖田、土方が将軍暗殺されたって言ってたじゃねぇか。きっとソレ関係なんだろ？」


土方「待て。だからされたじゃなくて未遂で終わったって言ってんだろうが。つーか関係ない奴は出てけ」


自由気儘に土方さんの部屋でウロウロしている奴を見て、呆れた顔をしながら手で出てけと合図する土方さん。


新海「土方」


土方「あ？」


ウロウロしていた奴は土方さんの前に立つと


新海「関係大アリだ！！！」


そう一言天井に向かって叫んだ。
さすがバカ兄貴。
つうかコイツ何してぇんだ・・。


土方「なんなんだテメェは！！！普通に話やがれ！！」


土方さんは青筋を浮かべてかなりご立腹である。


新海「だから関係アリって言ってんだろ！！その将軍暗殺事件は、鷹の目も関わってる可能性があるって言ってんだよ！！」


そう大きな声で話している奴。


土方「待て！！！声大きすぎだから！！暗殺の件郊外に、つうか真選組内に漏れるワケにはいかねぇんだよ！！」


総悟「いや、アンタも大きいんですけど」


新海「じゃあなんだよ。極秘任務ってヤツかよー。それを沖田にかよー。俺にもやらせてくれよー」


そう言って畳にゴロ寝をし始めた奴。


土方「おぃ、総悟」


総悟「なんですかィ？」


土方「コイツ締め出せ」


総悟「はぁー、まさか土方さんと同じ考えたァ・・。でも一理ありやすね。アンタの意見も」


そう言って俺が追い出そうとしたら


新海「待て待て待て！！！俺がいないと困るのはお前らだからな！！鷹の目と殺り合える自信あんのか！？」


総悟「大丈夫だ。テメェがいなくても殺り合えてたから、俺」


新海「妹ちゃんに撃たれた奴が何言ってんだ」


その一言で俺の何かがプチリと切れたので


新海「うぉ！！！危ねえな！！殺す気かテメェは！！」


奴の右目を狙ってやれば、本気で命の危機を感じたのか怒る奴。


総悟「簡単に死なねぇのが鷹の目なんだろィ？ならテメェ自身で証明しなせぇよ。ね、お兄さん」


新海「死ねクソドS！！妹ちゃんに撃たれて死ね！！」


俺と野郎がもめていれば


土方「おい、そろそろ本題いいか？つうかココ、俺の部屋なんだけど・・。お前ら静かにしてくれ」


土方さんが呆れた顔で言っている。
あ、忘れてた。

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