619話 娘* ページ27
一つの銃声が聞こえて私が目を開ければ
銀時「よ、Aちゃん」
そう言って木刀片手で笑う旦那と
神楽「まったく、相変わらず鈍臭いアルな」
腕組みをして頷く神楽ちゃん。
そして
総悟「とりあえずテメェ、俺に一発顔面ブン殴られなせェ」
ちょっとというかかなり怒り気味の総悟の姿だった。
「なんで・・・」
総悟「なんでもクソもあるか。クソ女」
神楽「そんな事言いつつ取り乱してたアル。ププッ」
銀時「そうそう。泣いてんだぜ?あの総一郎くんが」
そう言ってバカにしたように笑う旦那と神楽ちゃん。
総悟「テメェのせいでバカにされやした。俺のガラスのハートが砕け散った。どうしてくれるんでィ」
「知らないし。私は助けに来てなんて言ってない」
総悟「よし、テメェ顔面二発な」
そう言って睨んでくる総悟。
そんな会話をしているときだった。
父「まったく、誰かと思えば人間がこの星に乗り込んで来て何の用だい?」
そう言って銃を向けるお父さん。
私たちの周りには笠をかぶった天導衆の集団。
おかげ様で逃げ道はなさそうだ。
そんな絶体絶命の状態で
銀時「人間?テメェも俺たちと同じ人間だろうが。それとも何だ?テメェは神様にでもなったつもりか?」
父「君は面白いことを言う。私は神になりたいのではない。復讐をしたいのだ。私の家族はそのためにある。私の家族の問題に割り込まないでいただきたい」
そう言いながら笑うお父さん。
それに対して総悟が
総悟「マジですかィ?なら尚更俺も参加させてもらいたいですね。ね?お父さん」
なんていつものポーカーフェイスで言っている。
父「何度言ったらわかる。関係ない者が関わるなと言っているんだ」
それに対して総悟は刀を抜くとお父さんの方に剣先を向けた。
総悟「娘さんを俺にくだせぇよ。ね?お父さん」
「なっ!!」
銀時「お、やるねぇー沖田くーん」
父「・・ふふふふふはははは」
急に大声で笑いだしたお父さん。
そして笑いを止めると
父「娘が欲しい?バカを言うな。娘を貴様のような無能な人間にくれるわけがないだろ?」
そしてお父さんは間を開けると
父「娘には価値がある。私のような有能な人間に使われて初めて価値を見せる」
神楽「お前・・Aのこと何だと思ってるアルか」
そして父は衝撃の言葉を放った。
父「何だと?決まっているだろ。私が強さを手に入れるための鍵だよ。そう、ただの道具だ」
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沖田いずみ(プロフ) - 厨二病兎さん» じゃあ牢屋に行ってきます!!笑 そ、そんな面白くないよ!!こんなシリアス話書いてるけど中身はチャランポランだから笑 (2016年9月17日 21時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - りしゅまろさん» 喜んでもらえてよかったです(^○^)うーん周りからはMだよねってよく言われます笑 (2016年9月17日 21時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
厨二病兎(プロフ) - 沖田いずみさん» そうですね笑笑 集英社だったら即手錠ですね...笑 やっぱり、いずみさん面白い!! (2016年9月16日 22時) (レス) id: dfd9708258 (このIDを非表示/違反報告)
りしゅまろ(プロフ) - 糖分ごちそう様です(≧∇≦)ところでいずみさん。殴って欲しいだなんて…ドMだったんですか?笑 (2016年9月16日 0時) (レス) id: 1ea29ef546 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - 厨二病兎さん» 持って行きます?笑 銀魂原作沿いだから集英社はダメだな笑 (2016年9月15日 18時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2016年7月28日 19時