617話 鈴鹿＊ ページ25
父「どういうことか説明してもらおうか？A」
そう言って私の目の前に銃口を向けるお父さん。
片手は私の胸倉を掴んでいる。
「知らない」
父「知らないわけないだろ？近藤がいたのだから」
「離して」
私は睨みつけてお父さんに言う。
父「まったく反抗期とは厄介だね？反抗する娘への躾には・・」
そうしてニヤリと笑うと
父「アイツらの首を出せばいいのかな？それともさっさと地球を潰せばいいのかな？」
「・・・」
父「それとも・・・自らAが殺しに行けばいいのかな？」
そう言って胸倉を離すと私の右耳を触るお父さん。
父「コレは空からの御守りだろ？コレがあるから本領発揮できない。空も余計な事をしてくれる」
そんなお父さんの発言に、私は無言で銃口をお父さんの左胸に向けた。
父「何の真似かな？」
「これ以上私の家族を侮辱することは許さない。例えそれが本当の父親だとしても・・」
父「ん？何を言ってるんだぃA。家族？家族は私じゃないか」
「あなたは家族だった。でももう家族じゃない・・地球は潰させない。私の家族が住むあの地球を・・私は家族を守るためにココに来た」
父「酷いなぁAは。そんなにお父さんを怒らせたいかい？」
パァン
その瞬間一発の銃声が響いた。
私の痛みは先程神威に折られたであろう胸の痛みだけで目の前を見れば
鈴鹿「もう・・終わりにしましょう？新一さん」
左目を押さえる鈴鹿の姿。
鈴鹿の押さえる手からは血が垂れている。
「どうして・・・」
わけがわからない。
どうして鈴鹿が自分から撃たれたのか。
鈴鹿「もうあなたにこれ以上家族を殺してほしくないの。大好きなあなたに・・」
右目から雫を落とした鈴鹿。
その顔はお母さんにそっくりで・・
鈴鹿「あなたに見てほしくて・・父親にも呆れられた私に孤独な私に気づいて欲しくて鈴音を殺した。鈴音を殺したことを褒めてくれたあなた。本当に嬉しかった。あなたに見てもらえたと・・」
この人は寂しい人なのかもしれない。
鈴鹿「息子を殺した時も喜んでくれましたよね？でも思ったの・・本当にこれでいいのかと。私のやっていることはこの人のためになるのかと・・」
「鈴鹿・・・」
鈴鹿「寂しさを埋めてくれるあなたが好きだった。もうやめましょ？こんな事は誰も喜ばない」
父「まったく使えない女だ。用済みだよ」
そう言ったお父さんの後ろには笠を被った集団が現れた。
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沖田いずみ(プロフ) - 厨二病兎さん» じゃあ牢屋に行ってきます！！笑 そ、そんな面白くないよ！！こんなシリアス話書いてるけど中身はチャランポランだから笑 (2016年9月17日 21時) (
レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - りしゅまろさん» 喜んでもらえてよかったです(^○^)うーん周りからはMだよねってよく言われます笑 (2016年9月17日 21時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
厨二病兎(プロフ) - 沖田いずみさん» そうですね笑笑 集英社だったら即手錠ですね...笑 やっぱり、いずみさん面白い！！ (2016年9月16日 22時) (レス) id: dfd9708258 (このIDを非表示/違反報告)
りしゅまろ(プロフ) - 糖分ごちそう様です（≧∇≦）ところでいずみさん。殴って欲しいだなんて…ドMだったんですか？笑 (2016年9月16日 0時) (レス) id: 1ea29ef546 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - 厨二病兎さん» 持って行きます？笑 銀魂原作沿いだから集英社はダメだな笑 (2016年9月15日 18時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沖田いずみ | 作成日時：2016年7月28日 19時
