610訓 ペット* ページ18
新海「ココは鷹の目の星。鷹は狙った獲物は逃がさない」
そう言って俺たちに銃口を向ける奴。
総悟「お前・・」
新海「よ、沖田。まさか本当に俺の手紙読んで来るとは思わなかったぜ」
総悟「Aはどこでィ」
新海「さぁな。でも一つだけわかる」
そう言って奴はもう一丁銃を取り出すと、同じ様に俺たちに銃口を向けた。
新海「ここでお前らを殺さなきゃいけないって事がな」
その瞬間二発の銃声が響いた。
ーーーーー
?「グワッ・・」
?「・・お前・・まさか裏切・・」
俺の後ろで二人倒れた。
それは同じ様に銃を持っていた金髪赤眼の男たちだった。
総悟「・・・」
俺は言葉が出なくて固まる。
すると奴は
新海「たく、来るとは思ってたけどよ・・。んな大きな音立てて来るとは思わなかったぜ。俺がいなかったらお前ら死んでたよ」
そう言って武器をしまった。
新海「どうしてくれんだよ。ここから妹ちゃんの所に行くまでに俺の力が消費するだろうが」
総悟「お前・・どうして」
やっと出た言葉はそんな言葉で、俺以外の奴らも疑問に思ってるらしい。
みんな戸惑った顔してやがる。
新海「どうして?沖田、お前殺されたかったの?だったら俺が殺してやってもいいぜ」
そう言いながら笑う奴。
近藤「君は・・」
新海「あぁ、お前らを迎えに来た」
そう言ってる間にも後ろで倒れていた二人が起き上がる。
俺たちも武器に手を持っていく。
新海「待てよ。鷹の目ってのは厄介なんだぜ?」
そう言って俺たちの隣に立つ奴。
鷹の目「貴様、王に報告させてもらうぞ!!」
奴は再び銃を取り出す。
新海「お生憎様。俺は奴のペットじゃねぇからよ」
安全バーを下げると奴らに銃口を向ける。
新海「俺の飼い主は小湊兄妹って決まってんだよ・・死にな・・」
またも二発の銃声が聞こえて、目の前の二人は今度こそ息絶えた。
新海「お前らに教えておく。鷹狩りするには眼を狙え。両眼潰しゃあコッチの勝ちだ」
そう言って奴は笑うと
新海「ほら、来いよ。こんな真っ暗な星で案内人つかなきゃ、妹ちゃんの所に辿り着く前に鷹に狩られるぜ」
俺たちの前を歩き出した。
総悟「とりあえずわかった・・。お前がストーカーに変わりがなかったってことが・・しかもドMの」
新海「俺はMじゃねぇ!!」
総悟「いや、まさか自分からペット宣言するとは思わなかったわ・・。よろしくな下僕の下僕」
そして俺は奴の肩を叩いた。
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沖田いずみ(プロフ) - 厨二病兎さん» じゃあ牢屋に行ってきます!!笑 そ、そんな面白くないよ!!こんなシリアス話書いてるけど中身はチャランポランだから笑 (2016年9月17日 21時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - りしゅまろさん» 喜んでもらえてよかったです(^○^)うーん周りからはMだよねってよく言われます笑 (2016年9月17日 21時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
厨二病兎(プロフ) - 沖田いずみさん» そうですね笑笑 集英社だったら即手錠ですね...笑 やっぱり、いずみさん面白い!! (2016年9月16日 22時) (レス) id: dfd9708258 (このIDを非表示/違反報告)
りしゅまろ(プロフ) - 糖分ごちそう様です(≧∇≦)ところでいずみさん。殴って欲しいだなんて…ドMだったんですか?笑 (2016年9月16日 0時) (レス) id: 1ea29ef546 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - 厨二病兎さん» 持って行きます?笑 銀魂原作沿いだから集英社はダメだな笑 (2016年9月15日 18時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2016年7月28日 19時