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18話 ページ20

あの後もう一試合して順調に勝った。今日の試合が終わりなので今バスにのって学校まで帰ってきたところ。

神凪「じゃあ皆お疲れ様〜明日また試合だからゆっくり休んでね〜」

「「「はい!!」」」

『お疲れさんじゃった〜』

今日「Aちゃんばいばーい」

『さよなら〜』

美和「A私こっちだから!明日ね!」

『うん。明日ね〜』

私は1人歩き出す。そう言えば悠兄は今日遅いんだよなぁ。お婆ちゃんはきっと鷹兄のお見舞いかな。

じゃあ凪兄だけか。

ガチャ

あれ。鍵しまってる。凪兄帰ってないのかな。

『ただい…』

バタッ

私は思いっきり靴をほおりだしてリビングの扉を開けた。

電気が着いている。テレビも着いている。そして缶ビールが沢山ある。

そして___________________

『なんでいるんちゃ…!』

父「もっと静かに帰って来れねぇの?」

糞ジジイ。

アイツ(他の義母)は…』

父「あ?別れた。アイツが悪ぃのによなんで俺が追い出されなきゃなんねんだよ」

当たり前だ。家のローンとかアンタが払ってたんじゃないんだから。

父「それに俺仕事クビになったから」

『…』

父「おい。聞いてんのかよ」

ずんずん近付いてくる。私は顔を上げた。

『だまあみやがれ!!』

父「!!お前!」

髪も捕まれ壁に打ち付けられる。私は自然と口角を上げる。

そしてこいつの胸ぐらを掴んだ。

『お前なんか地獄に落ちろ!!鷹兄ん分も母さんの分も罪ぅ受きぃ!!』

父「お前父親に向かって!」

頬をぶん殴られる。口が切れるのが分かる。

『誰が父親や!!』

私は溝を蹴って離れたところを走り出した。サンダルを履いて。

あいにく、外は雨だった。

途中まで後ろから足音がしたけど等々しなくなった。

ポッケには小銭のみ。バックの中にスマホも置いてきてしまった。

まだまだ走る。寒い。それでも私は笑っていた。口の中に雨が入る。

胸につっかかってたものがストンとおちたような気がした。

『ハァハァ』

さすがに疲れてどこか分からない公園のベンチに座った。

空を見上げた。

するといきなり雨が来なくなった。なんだと思って後ろを振り返った。そこには見たことの無い男の子が傘を私の頭上に向けていた。

黒いジャージ。私よりも背が高い。

「えっと、未来選手ッスよね…?」

『え?ああ、うん。そうちゃ。』

「風邪…ひきますよ?」

『そうやなあ。傘ありがとう。君が濡れちしまうけんしょわねえちゃ』

「??」

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琥珀(プロフ) - コメントありがとうございます!ダイオウグソクムシって食べれるんですよね(笑)私もお菓子しか食べたことないんですけどあれめっちゃ好きです!更新頑張ります!コメントありがとうございます! (2020年5月7日 13時) (レス) id: e596ede8e2 (このIDを非表示/違反報告)
愛甘(プロフ) - 夢主ちゃんの好物がダイオウグソクムシでびっくりしました。私もダイオウグソクムシ好きなのでほんとに驚いて。ダイオウグソクムシって食べれるんですね!水族館のダイオウグソクムシのお菓子なら大好きです。この小説とても好きです。更新頑張ってください!! (2020年5月7日 8時) (レス) id: 93aef9f3cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミクロ | 作成日時:2020年5月4日 11時

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