第12話 ページ14
『っごめんなさい!大砲のことは後でヨサクさんにも謝る!でもその前に、ヨサクさんの症状を教えて』
せめて、そのヨサクさんという人のことを助けなくては
ジョニーから症状を詳しく聞く
ジ「俺たちは、ずっと2人で賞金稼ぎをやってきたんだ...。なぁ!このまま死んじまうのかな、ヨサクのやつ!」
ナ「バッカじゃないの!」
涙を流すジョニーを横に、ナミが辛辣な言葉を吐き捨てる。
ゾ「おい、どういう意味だ...」
ジ「おいあんた、俺の相棒の死を愚弄すると許さんぞ」
ちょっと何、この険悪な雰囲気.....
『ちょっと!落ち着いてよ!』
ジ「これが、落ち着いていられるか!」
『だから!一旦、冷静になれっていってるの!!』
私の出した大きな声に、ジョニーの肩がビクッと揺れる
『こういう時こそ冷静にならなきゃ。救えるもんも救えないよ。』
『ウソップ!キッチンにライムあったでしょ!絞って持ってきて!』
そして絞ったライムをヨサクさんにガボガボ飲ませる。
『壊血病。最近、フルーツとか野菜とか食べてなかったでしょ。』
ジ「あぁ、だがそれが...?」
ナ「植物性の栄養の欠乏が原因よ。一昔前までは、航海につきものの絶望的な病気だったの。」
『あんたも、危なかったかもよ?まあ、ヨサクさんも2、3日すれば治るよ』
2人同時に病気にかかっていたら、それこそ死んでいただろう。
ジ「ホントですか?!姐さん!」
『やめてよ...変な呼び方...』
ル「お前ら医者みてぇだな」
ナ「こんなの知ってて当然よ!あんた、いつか死ぬわよ!」
まあ、ルフィが知ってるとは思えなかったけど...
とにかく、まだ救える段階でよかった...
ナ「Aくらいね、安心できるのは」
『昔、医者になりたいっていう友達がいてさ、色々話聞いてたから』
ナ「ふぅん、そうなの」
そう言えば、元気にしてるかな...
もう随分長いこと会ってない。
この海の先で、いつかまた会えるのだろうか。
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†NANA†(プロフ) - ページ5で、『いいんです、それで『』のところで『が不要です。 (2021年7月28日 1時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - みしまさん» ありがとうございます!!諸事情がありしばらく更新できなかったのですが、明日からまた書いていこうと思います!! (2020年11月7日 23時) (レス) id: 95165ffebd (このIDを非表示/違反報告)
みしま - とっても面白いです!更新楽しみにしてます!(^-^)v (2020年11月4日 1時) (レス) id: d59c0dc056 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 一輝さん» ありがとうございます!とても嬉しいです!更新最近出来てなくて、すみません!今日明日にでも更新したいと思います! (2020年4月13日 12時) (レス) id: 4df7ba61e1 (このIDを非表示/違反報告)
一輝 - 何回も読ませていただきました!更新楽しみにしています (2020年4月12日 18時) (レス) id: 61bf71a8cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちくわ | 作者ホームページ:http://mitsui hisashi
作成日時:2020年1月27日 10時