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小芭内 目線
実弥「切腹するから何だと言うのか、死にたいなら勝手に死に腐れよ。何の保証にもなりません」
杏寿郎「不死川の言う通りです!人を喰い殺せば取り返しがつかない!!殺された人は戻らない!」
鬼を認めない者達が、批難の声を上げる
俺も鬼は嫌いだ
認められる訳がない
お館様「……Aはどう思うかい?」
お館様は先程から黙っていたAに尋ねられた
Aは時々、俺の相談にものってくれたり
俺の蛇・鏑丸とも触れ合っている
俺のこの瞳も綺麗などと言う、本当に不思議な奴だ
俺もAなら信用出来ると思っている
それほどまでに優しい彼女はどう決断するのだろう
俺はAに視線を向けた
貴女『確かに不死川さん達が仰っていたことは正しいです
けれど人を襲わないという保証ができない、証明が出来ません
しかし、人を襲うということも又証明がで出来ない』
実弥「!!」
貴女『鬼の禰豆子ちゃんが二年以上もの間、人を喰わずにいるという事実があり、禰豆子ちゃんの為に三人の者の命が懸けられている
これを否定する為には否定する側もそれ以上のものを差し出さなければならない
………と私は考えています』
実弥「ッ!!」
杏寿郎「むぅ!!」
Aは否定も肯定もしなかった
彼奴らしい意見だ
そして言っていることは全て事実
その正論を言われた、不死川達は黙り込んだ
お館様「全てAの言う通りだ
……それに炭治郎は鬼舞辻と遭遇している」
お館様の言葉で、この場は竃門炭冶郎に視線が集まった
何故、コイツが……
天元「そんな、まさか!柱ですら誰も接触したことがないというのに……
どんな姿だった!?能力は!?場所は何処だ!?」
無一郎「戦ったの?」
不死川「鬼舞辻は何をしていた!?根城は突き止めたのか!?」
天元「黙れ!俺が先に聞いてるんだ!」
貴女『そんなに一気に質問したら、炭治郎くんが困っちゃいますよ!』
一気に質問にされている竃門炭冶郎をAが再び庇った
こんな状況でも、彼女は誰にも優しく対応している
再び目線を竃門炭冶郎に移すと、不死川に髪を掴まれ振り回されていた
天元「まずは鬼舞辻の能力を!」
その時、お館様が人差し指を口元に寄せる
そして俺達は一瞬にして口を閉じた
ラッキーカラー
あずきいろ
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楓(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!続編は今まだ編集中でして、九月には公開しようと思っています。(結構内容がごちゃごちゃしてるんですが、それでも宜しければパスワードはスティッチの誕生日で閲覧が可能です)編集、更新頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (8月21日 13時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
雪 - おもしろかったです!続編も楽しみにしてます!よろしければパスワード教えてくださいますか? (8月20日 3時) (レス) @page47 id: 537cecc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます!受験の関係で、更新遅いですが、宜しくお願いします! (2019年12月28日 20時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いつも作品見ています!更新頑張ってください(^ ^) (2019年12月28日 14時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - みみずさん» ありがとうございます!大変嬉しく思います。更新頑張りますね!これからも愛読して頂けると幸いです。槭にも伝えておきます! (2019年12月8日 0時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楓 x他1人 | 作成日時:2019年10月25日 0時