Snowmanの短編集

ふっか　　　いじめ（リク） ページ32

はぁ、仕事に行きたくないな。



最近スタッフさんにいじめられてさ…




なんか、気に入らないって、


意味わかんない



頑張ってあざをいつも隠してる。



今日は冠番組の収録



いつも通りうるさい楽屋


いつも通り振る舞う俺




桃「ふっか〜……うぉ化け物!」



「誰が化け物だよ!」




楽しい時間だけすぐ過ぎちゃうんだよな………



ス「そろそろ時間です」



『はーい』


あのスタッフが俺をいじめている本人



うわ、こっち見て笑ってる。


こっち見んなよ。


なにか口パクで伝えてきてる。



［今日も楽しみにしてる］




震えが止まらなかった



そしたら、となりにいた照が心配してくれた。



緊張かも(笑)



って誤魔化したけどね……



ごめんな、照。俺初めて照に嘘ついたかも。



嘘をつかなきゃいけないときもあるんだよ……



許してね。



今日もいつも通り収録が終わった



あのスタッフがいて少し緊張したけど。




楽屋に行き、帰ろうとしたら照が


黄「しんどかったら頼れよ。」


「どしたの?急に(笑)」


黄「いや、別に……」


「そっか、ありがとう、じゃあな」



一瞬ドキッとしたよ


頼ってしまいそうで。



今度こそ帰ろうとすると



緑「ふっか、大丈夫?」


阿部ちゃんまで。


「阿部ちゃんまで(笑)どうしたの?」


緑「いや〜ふっか最近元気ないし、隈できてるよ。」


そう、最近よく寝てない



よく見てるな、阿部ちゃん


「仕事多いからね、売れてる証拠だよ。」


緑「まぁ、そうだね。」


「じゃあね!」


緑「あっ、ふっか!無理はだめだよ。」



それは…お互い様



ガチャ


「どうも」


ドスッ


ス「あいさつ代わり(笑)」


まじで意味わかんね


でも、もう慣れちゃった。


「お好きにどうぞ」


殴りに殴って帰っていった。


今日はいつもよりひどかったな。


ちょっと横になって帰ろう



そう少し動くと足に来る激痛



足を見ると青く腫れている



これじゃあダンスに支障でちゃうじゃん。


そのぐらい配慮しろよ。



そうイラついているとドアが開いた。



なんとそこにいたのは…………メンバーだった。



「えっ」

びっくりしすぎて間抜けな声が出ちゃった。


黄「おい!ふっか大丈夫か!?」


緑「照落ち着け」



黄「わりぃ」


赤「ふっか、これどういうこと?」


あっ、やべ怒ってる


正直に全部話したら案の定怒られた

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