今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:694 hit
小｜中｜大
君の知らない物語。第3話 ページ7
A「ねぇアルミン。夏の大三角形ってどれ？」
アルミン「それはね、ほら。」
アルミンが、星空を指さす。
アルミン「あれがデネブ、それでアルタイル、こっちがベガ。」
A「デネブ…アルタイル、ベガ…」
名前を呟き覚えながら空を見る。
…そういえば7月だけど織姫と彦星は会えたかな？
確か、あの星が織姫で…
彦星が……ない？
どこなんだろう？
アルミン「A！僕は,壁の外を探検したい んだ！壁の外には炎の水。氷の大地。砂の雪原！僕らには見たことない景色が広がっているんだ！！」
「僕は、ずっと海が見たいんだ！」
目をキラキラさせて熱く楽しく話している
隣に座るアルミン。
その顔をみたら私は何も言えなくて。
こんな風に夢を見るアルミンに
ずっと前から分かってたんだ。
私のこの気持ちを行っても届かないな…って。
じわりと目に涙が溜まる
駄目だよ。泣かないで。
泣いちゃ駄目。泣いちゃ駄目。
そう自分の心に言い聞かせた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：徠夢 | 作成日時：2019年10月1日 18時
