おねーさんとチビ助II【影浦雅人】 (ページ20)

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【番外編】10 ページ20

その後穂刈たちとは別れ、体育館でライブのようなものもしていたからそれは２階で見てた。

『なんかちょっと疲れたね！』

時計を見るともう6時になる所だった。

『ごめんね雅人、疲れたよね。雅人はサイドエフェクトもあるから余計に疲れたでしょ。』

影浦「別に」

『どこかゆっくり出来る場所とかないかな』

モブ「この後花火やるんだってー！」

モブ「見に行こうか」

モブ「うん！」

モブカップルによると花火がやるらしい。

花火がやるのか？！費用とか凄そうだな。

『雅人、花火見たい！』

影浦「あ？、、、こっちついて来い」

私が花火を見たいと言うと、チビ助は私の手を引っ張ってこっちついて来いと言った。

どこ行くのかな？

どんどん学校の中、、運動場で花火を見に行く人たちとは逆の方向に進んでいる。

『雅人ー、どこ行くの？』

ついた所は空き教室？だった。

雅人はズカズカと入っていく。

『入っても大丈夫なの？』

影浦「大丈夫だろ」

雅人が大丈夫と言ったので私も入ることにした。なんかあったら雅人のせいにしよう！

影浦「ここらなゆっくりできるし、花火も見れるぞ」

！なるほど、そういうことか！！

『ありがとね！雅人』

影浦「おう、、」

私たちはお店で買った飲み物とちょっとした食べ物を食べながら花火が始まるのを待っていた。

『あ、そういえばさっき私が何でも言うこと聞く！って言ってたじゃん？何か決めた？ドンと！お姉さんに言ってみなさい！』

と言うと、

影浦「あ？、、、

だったら、俺と」

ﾊﾞｧｰﾝ

ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

影浦「___________」

花火が始まった。

『ん？ごめん聞こえなかった。もっかい言って！』

〜〜〜〜

影浦雅人 side

あいつがなんでも言うこと聞くって言ってたから、何にしようかと考えてた。

だったら

俺と“付き合えや“って言ったが、ちょうど花火が始まったから、あいつには聞こえてなかった。

俺は言った後少し後悔した。

聞こえなくてよかったと思った。

これを言うのはあいつが俺の隣に並んだ時でいいと思ったから。

『ん？ごめん聞こえなかった。もっかい言って！』

影浦「、、何でもねぇ、考えとくわ」

『？そっか！』

だから早く隣に来いよ、待ちくたびれるぜ。