おねーさんとチビ助【影浦雅人】 (ページ12)

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田中？『チビ助、よく頑張ったな』ページ12

田中かなた？side

あのチビ助とこの前にあって10日ぐらいすぎた。

元気かな？チビ助

自販機事件があってから私はもっとお金を貯めるためにシフトを増やした。だからチビ助となかなか会えていない。

今は、その帰りで河川敷を歩いている。

と、

“ふざけてんじゃねぇーよ！“

“離せよ！コラっ！“

おやおや、なんか聞いたことのある声がするぞ。

声がした方の近くへ行ってみると、そこにはチビ助と見たところ中学生の子かな？1人対3人って卑怯だろ。

私はそこに行った。

田中？『おいおい、君たち。弱いものいじめは良くないぞ？』

モブ1「あﾞあﾞ？」

モブ2「何？おネーサン？なんの用？」

モブ3「こいつの姉貴？」

田中？『いや、違うねー、』

モブ1「なら関係ねぇーじゃん！部外者は黙ってろ！！」

田中？『いや、それが関係あるんだよねぇー』

チビ助の顔と体に殴られたあとがあるじゃん。こいつら年下にも手加減なしってか。

モブ「なら、おねーさんが相手してよ」

相手、、、？笑いいよ。そっちがその気なら、、

田中？『いいよ、、、』

影浦「おい、危ねーぞ、、、！」

田中？『チビ助、待ってろよ』

モブ3「おネーサン、いい度胸してんじゃん」

モブ2「それに見たところ、いい身体してるしな」ﾆﾔ

えー何、気持ち悪いな、こいつら

モブ1「よし、そいつ押えてろよ笑」

モブ2「おう、」

1人、私を抑えるために近づいてきた。

ﾎﾞｺｯ!

モブ2「ぐあッ！」

モブ1,3「！」

影浦「！ﾊ??」

モブ1「、、、コイツ、やったなぁー！？行くぞ！」

モブ3「お、おう。うおー！」

なんだこいつら。遅いし、よえーな。

田中？『てか、最初にお前らがやったんだろ。チビ助に手出しやがって』

ここからは一瞬の出来事だった。5秒も経たないでモブどもが倒れていた。

田中？『フゥー、少し訛ったかな。まぁいいや。』

『おーい、大丈夫か？チビ助？』

影浦「あ、、あぁ」

ダメだなこりゃ。少し震えてる

田中？『怖いか？』

影浦「！誰が！、、怖くねぇーし」

田中？『よし、いい子だ。頑張ったな』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

いつものように頭を撫でると、鼻をすする音が聞こえた。

ｸﾞｽｯ

田中？『お？笑よし』

私は立ち上がって、チビ助をおんぶした。

田中？『チビ助、我慢しろよ。』