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31話 ページ6
悲しいような、
でもすっごい幸せな夢を見たような気がしてた。
目を覚ましたら、
手を繋いだままうたた寝してる裕太。
太輔が来たのって夢だったのかな?
って思ってたけど、
ゼリーを食べた痕跡は残ってて。
私が寝てる間に帰っちゃったんだな、
なんて少し寂しさを感じたまま
「今日は来てくれてありがとう、ゼリー美味しかった」
ってメッセージを送った。
「…ん、起きたんだ。具合どう?」
「裕太、来てくれてたんだ。疲れてるのにごめんね、ありがとう」
って感謝を伝えたのに、顔はなんだか納得いってなさそうで。
「…なんでAん家にガヤがいんの。」
「え?裕太、太輔と会ったの??」
「Aん家来たら、ガヤが出てきた」
太輔は、私と裕太の関係を知らないはずで。
「え、それで??裕太はなんて言ったの?」
だなんて、質問が止まらない。
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作者名:Tya | 作成日時:2024年3月29日 0時