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9話 ページ10

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「おはよ〜、今日のご飯の件だけど、、、
あれ?なんか、今日元気なくない?…さては藤ヶ谷くんだね?」





次の日、会社で侑里にそう話しかけられて、ドキッとする。






侑里は、私の気持ちを唯一知ってる人。






4人でご飯に行った時、隣に並ぶ私と太輔を見て、
「2人は本当にお似合いだよ」って。







太輔の隣に居られる時間は4人でいる時間だけだから、
そんな侑里の言葉すら、どうしようもなく嬉しくて








「太輔は、麗奈と幸せになるの。
もう私が出る幕じゃないの笑」






なんて笑って見せるけど、それでも気持ちに折り合いなんてつけられなくて。








昼休みになってすぐ
「今日会いたい」
またあの人に送ってしまう弱い私。

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作者名:Tya | 作成日時:2024年3月19日 21時

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