検索窓
今日:38 hit、昨日:54 hit、合計:7,399 hit

7話 ページ7

寒い冬はあっという間に過ぎ去って、太陽が輝く夏がきた。









「私、藤ヶ谷くんのこと好きになっちゃった、、」





そう麗奈に言われた時、なぜか胸が張り裂けそうになって。





ずっと気づかないようにしていた、太輔への気持ちに初めて気づいた。





太陽に照らされて輝く麗奈は眩しくて、


その横で輝く太陽もいつもよりも輝いて見えて。







あんまりにも2人はお似合いで、私には眩しすぎる2人だった。

.
.
.
.
.



生暖かい風が吹く、真夏の夜。







「俺さ、麗奈と付き合うことになったんだ。笑 Aには自分の口から伝えたくて。」





太輔と過ごしていた2人の唯一の時間。





いつもはその時間が、何よりも大切な時間だったのに、この日から2人で過ごす時間はなくなって。






お似合いな2人の後ろ姿を、また後ろから見つめることしか出来なかった。

作者から→←6話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Tya | 作成日時:2024年3月19日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。