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麗奈side 4 ページ46
やっと戻ってきたと思ったら
「Aって今、付き合ってる人とかいるのかな。笑」
ってちょっと傷ついたような顔でいう太ちゃん。
ねえ、太ちゃん、Aはね、
私と出会う前から
太ちゃんのことがずっと好きで
今もずっと太ちゃんしか見てないよ。
2人のことを考えたら、
そう言ってあげたいのに、
2人のことが大好きだから
幸せになって欲しいのに、
どうしても太ちゃんのことだけは譲れなくて。
「Aからの電話?」
「うん。珍しいよな。
今日、侑里ちゃんとライブ見にきてたらしくてさ。
俺に先に言えよーってな。笑」
「そうなんだ。太ちゃんにも知らせずに、
誰のこと見にきてたんだろうね?笑」
なんて、分かってるのに意地悪なことしか言えなくて。
自分の心の狭さが
嫌で嫌でたまらなかった。
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作者名:Tya | 作成日時:2024年3月19日 21時