検索窓
今日:84 hit、昨日:54 hit、合計:7,445 hit

23話 ページ34

「もう、急にどうしたの?笑」



甘い雰囲気に耐えられなくて目を背けると





「なんで今日泣いてたの?」
「また、、、ガヤのせい?」





なんて、切ない顔で言う裕太と目が合う。





何も言えず、ただ見つめることしかできなくて、
気がつくと裕太と唇を重ねていた。





いつもより優しくて、どこか悲しげなその口付けに、時間が溶けていくようだった。





「prrrr....」







そんな私たちの時間を割くように電話が鳴る。




真横にある私の携帯を見れば






「太輔...」






今1番、話したくない人からの電話。

24話→←22話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Tya | 作成日時:2024年3月19日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。