相方 ページ4
冷蔵庫には全然男性2人分は余裕で
作れそうな量の食材がまだ
余っていたけれど、未だ少しぼけっとした
私の頭ではレシピがあまり思い付かず諦めて
炒飯を作ることにした。
きっとにぃにも仕事終わりですぐ来るだろうから
その時 にぃにも食べられるようにとかなり多めに
作っておこう、また温めれば食べられるし。
「お待たせしました、こんなもので申し訳ないです..」
さ「炒飯やん！え、美味そう！！」
「お口に合えばいいんですけど...」
さ「なんか、Aちゃんはお粥みたいなのに
おればっかこんなええの？」
「全然大丈夫です！私はそんなにお腹空いてないので
気にせずたくさん食べてください」
さ「じゃあ、お言葉に甘えて...いただきます」
「いただきまーす....味とか、大丈夫ですか..？」
不安な私をよそに坂田さんは目を輝かせて
感想を言う前に2口3口と食べ進めていく
その姿を見れば不味かった訳ではないと分かるから
ひとまず安心して自分もお粥をもう１口。
うん、昔ながらの味がする。
風邪をひいた時 お母さんが作ってくれたお粥と
おんなじ味...さすがお兄ちゃんだな..
私は料理が上手じゃないからお母さんの味には
なかなか近づく事が出来ないのだけれど
お兄ちゃんは完璧に近づいてる。
さ「うんっま！ほんま美味い、この炒飯！」
「本当ですか？よかった..味もちゃんとしてるんですね」
さ「しとるよ？美味しい、俺好きやで」
「よかった〜！味見してないので心配でした...笑」
その後も美味い 美味いと坂田さんは完食してくれて
お礼にと洗い物までしてくれた。
その間 来ていたにぃにからの連絡に返事をする
にぃにもうちょいで仕事終わるから
にぃに終わった、挨拶したら帰るから
Aお疲れ様、坂田さん来てくれて晩ごはん食べたよ
Aにぃにの分もチャーハンある
既読がすぐつかないという事はきっと挨拶に
時間がかかっているんだろう。
スマホを机に置いてキッチンの方を向くと
坂田さんが洗い物を終わらせて手を拭いていた。
私の視線に気付くとパッと笑みを浮かべて
ん？と どうかしたのかと尋ねてくる
「にぃ..お兄ちゃん、返事すぐに来ないので
まだ帰ってこないかもしれないです
仕事は終わったみたいなんですけど挨拶してて」
さ「あ〜..そういや別部屋に声優さんおったな...
それでかもしれへんな」
そう言いながら隣に座った坂田さんは
徐に私のおでこに手を当てた
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ゆな - ぴんくうさぎさん» もちろん完結まで見させていただきますよ！♡ (2021年12月4日 16時) (
レス) @page10 id: 6f49e0674a (このIDを非表示/違反報告)
ぴんくうさぎ(プロフ) - ゆなさん» ゆな様、コメントありがとうございます！優しいお言葉嬉しい限りです( ；； )ゆっくりペースですが更新頑張りますので今後もぜひご覧いただけたら嬉しいです！♡ (2021年11月30日 22時) (レス) id: 807c674556 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - すごく面白いです！大変だと思いますが、主さんのペースで更新頑張ってください！ (2021年11月30日 14時) (レス) @page8 id: 6f49e0674a (このIDを非表示/違反報告)
ぴんくうさぎ(プロフ) - 藍さん» 藍様、コメントありがとうございます！嬉しいコメントに力を頂けます( ；； )！！更新頑張りますので今後ともぜひご覧いただけたら嬉しいです♡ (2021年11月20日 23時) (レス) id: 807c674556 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 続き……超楽しみにしてます……更新頑張ってください！！ (2021年11月20日 9時) (レス) id: 2a5e6a7f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴんくうさぎ | 作成日時：2021年11月3日 22時
