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「おはよう、大丈夫か？」
朝起きて、テーブルに置いてあったスポーツドリンク
『起きたら連絡しろよ！』
っていう男らしい字で書かれたメモ
1口飲んで1通メッセージを送った。
すぐについた既読と今から行くという返事。
ノックが聞こえて返事を返した。
「うん、もうだいぶ元気」
「ほんとか？無理してねえ？」
伸ばされた手が頬に触れて、確かめるようにおでこも。
まだ少しだけ重い気がするけど、
昨日ほど辛いわけじゃない。
「熱はなさそうだけどなんかだるそうだぞ。」
「ちょっと？」
「ちょっとって、我慢してるだろ。とりあえず1回熱測ろうぜ」
置いてあったのを渡されて、大人しく挟む。
37.3、微熱程度。
「治ったじゃん」
「治ってねえよ。今日無理したらまたぶり返すかもしれないだろ。休みなんだからまだ寝とけって。」
「なんで」
困った顔の彼が頭をゆっくり撫でる。
困らせたいわけじゃないんだけど、
「早く元気になって欲しいから。休みって言っただろ？俺も隣にいれるし。」
「鋭児郎だってやりたいこととか、あるでしょ」
「Aが1番優先に決まってるだろ。」
何言ってんだって顔しないで。
顔が熱くなっていく感じがする。
「腹減ってるならメシ持ってくるし、なんか欲しいもんあったら買いに行くし、1人が良かったらそれでも。」
「なんでそんなにしてくれるの」
「大事だから？」
「だいじ」
「大丈夫か？なんか、顔あちい？」
また大きな手のひらが頬を包む。
ゆっくり撫でられて、沸騰するかと思った。
「鋭児郎のせいだよ…」
「エッ、俺何した！？ごめん！」
「供給過多…」
赤くなっているであろう顔を隠したくて
ベッドの上で体育座りをして膝に顔を押し付けた。
「なんの供給？」
「きゅんの供給」
「…きゅん」
神妙な声できゅんとか言うから耐えきれなくて噴き出した
1番似合わないよ
「あのね、本当はまだちょっとだけだるいんだけどみんなに会いたいな。だめ？」
「その顔で言われたらダメって言うの難しいんだぞ」
「移しちゃうかな」
「移るとかそういう感じじゃねえだろ。アイツらもAに会いたいんじゃね？連れてこうか。」
「うん、ありがとう」
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なつとん(プロフ) - ♡さん» ありがとうございます…！！三角関係?もすれ違いもまともに書けたことないんですけど、ちびちび頑張っていきます、コメントめちゃくちゃ活力ですありがとうございます！！ (2023年1月30日 8時) (
レス) id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
♡ - 瀬呂ｰｰｰｰｰｰｰ！！！The･メインキャラではないのに人気ありすぎの瀬呂の恋にすごくきゅんきゅんしてる。。 (2023年1月30日 2時) (レス) @page3 id: efa07b04ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつとん | 作成日時：2023年1月29日 23時
