狂愛疾患

第5話 幸村side ページ6

幸村side

幸村「へぇーえ…つまり、Aは俺が治ってやる事をやったら氷帝に"行く"つもりなんだ」

丸井『おぅ…一応俺からも探りを入れておくぜぃ…』

幸村「あぁ、苦労をかけて悪いね。あと、この事は誰にも言わないように」

丸井『了解！…んじゃ、切るぜ』



部活開始前丸井から俺のAのことを色々聞いたけどかなりまずいな…


俺のAは氷帝に"帰る"つもりなのか…
参ったなぁ……俺のAにとって帰る場所になってるなんて想定外だよ……ま、そんな考え方なんて変えてしまえばいいか…問題はやる事ってなんだ？きっと跡部が関係しているだろうけど…そもそも氷帝で俺のAに何があったのか分からないからなぁ…俺のAに聞いても全部を教えてくれるとは思えないし…やっぱり盗聴器つけとくべきだったか


ふむ…やる事……きっと跡部にとってプラスな事だ
その事はダメもとで俺のAに聞いてみるか…

ふふっ…きっと突然聞いたら俺のAは驚くんだろうなぁ
想像しただけで愛おしいや



それにしても苗字が"跡部"って…はぁ……俺のAにその気がないのは分かってるけどやってくれるね

まるで結婚したみたいじゃないな

いや、まぁ、戻ってきただけでも感謝すべきか…色々思うところはあるけれど


まぁ、丸井がこれから率先して働いてくれるみたいだし…

少しのんびり行こうかな



さぁ、そろそろ可愛い俺のAが来る時間だ

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