第44話 柳side ページ47
柳side
貴方『会いたかったッ…ずっと寂しかった』
下駄箱の下に隠してある盗聴器からAの喜びに溢れた声が聞こえた
なんてことだ…まさか、跡部が来るなんて
全くの計算外だった
……Aとクリスマスを過ごせて当たり前だと思っていたのが間違いだった
Aから氷帝に行かなければいいと思っていたが、跡部から来るとは……なぜその可能性を考えなかったんだ
いや、考えないようにしていた
そもそも明日はいつも通り練習をした後に皆で精市の所に行く予定のはずだった
このまま、Aが跡部を選んで精市の所に来なかったら精市は……
一瞬にして、怒り狂った精市と傷つくAが想像出来た
例えどれだけ上手くいく確率が低くてもなんとかしないと…
……しかし、俺だけでは力不足だ。誰か助っ人を呼ばないと
丸井は論外、赤也は何もするかまだ分からない
柳生は使えない、弦一郎は…引かれてるしな
となると、最近少しずつ修復しつつある仁王が妥当だな
はぁ…そもそもなぜ全員暴走するんだ
完全に堕ちる所まで堕としてから好きにすればいいだろう
そう不満を抱きながら仁王に電話をかける
Prrr…仁王『……なんじゃ』
不機嫌そうに電話に出た仁王に何か言ってやりたいが余裕がない
柳「跡部が来た。明日の朝…仁王『今から行く』…止めろ。衝動的に行動しても跡部にとって有利になるだけだ」
仁王『…チッ』
柳「はぁ……とりあえず、明日の朝にAを説得して跡部と過ごすのを阻止するぞ」
仁王『Aと跡部は一緒にいるんか?』
柳「あぁ」………プツッ…ツーツー
柳「仁王?…仁王!?」
画面を見れば通話終了の文字
なぜ我慢が出来ないんだ
急いで上着を羽織り、カイロともう1枚の上着を片手に家を出た
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みょん助(プロフ) - 無名さん» 初コメありがとうございます😭褒めてくれてとっても嬉しいです。きっと最終も馬鹿みたいに長くなるので安心してください。更新頑張ります!! (2022年8月18日 23時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - 初コメ失礼致します!いつもこの作品を愛読させていただいてました!2年だなんて…!!すごすぎます!最終なのはちょっと悲しいですが、更新がんばってください! (2022年8月18日 21時) (レス) id: b80ccc6ac9 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - 後輩@赤紫さん» ありがとうございます!!これからも頑張るのでよろしくお願いします🤗🤗 (2022年7月23日 13時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - かるぴんさん» ありがとうございます!すっごく嬉しいです!言葉に出来ないくらいに!!私も大好き!これからもよろしくお願いします🤗🤗 (2022年7月23日 13時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
後輩@赤紫(プロフ) - お誕生日おめでとう御座います!✨🎂🎉遅すぎましたかね😇受験と夢小説、頑張ってください!😘 (2022年7月23日 12時) (レス) id: 6538b0c01d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みょん助 | 作成日時:2022年3月8日 15時