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第15話 ページ18

貴方side

貴方「ど、どうして蓮二が?」

急いで涙を拭ってなるべくいつもの明るいトーンで聞く

柳「忘れ物を取りに行く途中に見かけてな」

彼はそう言いながら私の方に歩み寄ってくる

貴方「そう…なんだ……早く行かなくていいの?」

なんで寄ってくるの?早く授業に行けばいいのに…

貴方「私…ちょっと体調が悪く……柳「泣いていた確率…100%だ」

完全に私のテリトリーに入った蓮二はそう言って私の涙の跡をなぞった

柳「何があったのか話してくれないか?」

きっと……多分蓮二は本気で心配していると思う…

けどやっぱり怖い…

雅治ですら私のことを騙してたから

貴方「ごめん…やっぱりまだ無理かな」

柳「いや、Aがそういうのも当然だ。ただ…」

そこまで言うと蓮二は黙り込んでしまった

貴方「ただ?」

柳「悲しんでいるAを放っておけないな」

貴方「え?」

突然グイッと腕を引かれたと思ったら抱きしめられた

柳「話したくないなら話さなくて構わない。だが、これだけは分かってくれ。俺は絶対に"嘘"をつかないし…もちろん裏切らない。仁王には敵わないかもしれないが」


弱っている時にそう言ってくる蓮二は本当にずるいと思う

身長が高いから包容力だってすごくある

柳「ここには俺たちしかいない。我慢する必要はないぞ」

その言葉に張り詰めていた心が緩んで糸が切れたような泣いてしまった

結局泣いてる間ずっと私の頭を撫で続けてくれた蓮二にほとんど話してしまった





柳「それは辛かったな。可哀想に……だが、忍足に謝るのはまだ早いんじゃないか?」

貴方「え?」

どうして?早く謝るべきなんじゃ…

柳「Aの自分に非があったら直ぐに謝るのは素晴らしいところだが仁王のその嘘だけでAを襲った事にはならないはずだ。それに忍足に言ったところで何を言われるか分かっているだろう?真実が分かってから行動に移すべきじゃないか?」


……………蓮二の言う通り…かも…

確かに今じゃ全部私の妄想の範囲内だし…


景吾に同じことを言ってもそう言いそう…

貴方「うん、、わかった」

第16話 ほぼ幸村side→←第14話 柳side



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みょん助(プロフ) - 無名さん» 初コメありがとうございます😭褒めてくれてとっても嬉しいです。きっと最終も馬鹿みたいに長くなるので安心してください。更新頑張ります!! (2022年8月18日 23時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - 初コメ失礼致します!いつもこの作品を愛読させていただいてました!2年だなんて…!!すごすぎます!最終なのはちょっと悲しいですが、更新がんばってください! (2022年8月18日 21時) (レス) id: b80ccc6ac9 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - 後輩@赤紫さん» ありがとうございます!!これからも頑張るのでよろしくお願いします🤗🤗 (2022年7月23日 13時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - かるぴんさん» ありがとうございます!すっごく嬉しいです!言葉に出来ないくらいに!!私も大好き!これからもよろしくお願いします🤗🤗 (2022年7月23日 13時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
後輩@赤紫(プロフ) - お誕生日おめでとう御座います!✨🎂🎉遅すぎましたかね😇受験と夢小説、頑張ってください!😘 (2022年7月23日 12時) (レス) id: 6538b0c01d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みょん助 | 作成日時:2022年3月8日 15時

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