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「あ…あのさ…ちょっといい？」
「ん？どしたの？」
顔を近づけ小さい声でそう言うと
不思議そうな表情をしながら
私に耳を傾けてくれる蘭。
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「その…初めてって…あんなに痛いものなの？」
「あ〜、それね…」
「…え…何？」
「なるほどね〜」
何を納得しているのかうんうんと頷く蘭に
ただただ意味も分からずボーッと見つめる。
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「まぁ初めてで痛いのは当然なんじゃない？」
「そ…そうなの？」
「私もそうだったよ？
最初は本当に痛くて裕太に結構迷惑かけちゃったし…」
(※裕太は蘭の彼氏です)
そっか…蘭も最初はそうだったんだね…
.
「で…最後までしたの？」
「…あ…多分…」
「それは北山王子凄いじゃ〜ん」
「…凄い？」
私の様子を伺うかのように
目の前にあるオレンジジュースを手にとり
ニヤニヤしながらチューっとストローを
吸っている蘭。
.
「初めてってさ、本当に痛くて途中で
終わるってのも結構有り得るみたいだよ？…」
「…え…じゃあ…私…」
「北山王子相当優しくしてくれたんだね…」
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なっつん(プロフ) - まいまいさん» 初めまして！そんなこと言って貰えるなんて光栄です。更新いつも遅いですが、これからもよろしくお願いします！ (2019年11月6日 9時) (
レス) id: 3f3fdb238e (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 初めまして。この作品私の大好物です！(笑)いつも更新されるのを楽しみにしてます！ (2019年11月5日 1時) (レス) id: a3ff07a45d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっつん | 作成日時：2019年9月27日 3時
