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「…待っ…待って……」
浴室へと歩いていくみっくんの背中に抱きつき
小さい声でそう言うと、どうした?と
また優しく包み込んでくれる。
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「あ…あの……」
「ん?」
「……1人じゃ…寂しい…」
「大丈夫…すぐあがってるから…」
「そ…そうじゃなくて…」
ん?と不思議そうに私を見つめるみっくんの
手を握り、聞こえるか聞こえないかぐらいの声で…
「……一緒に入っちゃダメ?」
「…はっ?………」
「…えっ?」
目を真ん丸にして私を見つめるみっくんに
やっとその状況を理解した私。
顔が真っ赤になっていくのが自分でも分かる。
やだ……わ…私……何てことを……
.
「…あっ…えっ……ごめんなさい…」
パッとみっくんから離れ
寝室に向かおうとした瞬間
咄嗟に掴まれた腕。
.
「一緒に入りてぇの?」
後ろから優しく私に問いかけるみっくん。
「…………。」
「A?」
何も答えない私の目の前に立ち
頬に手を当てグッと私の顔を持ち上げる。
「A…素直に言って?」
ニコッと微笑みかけるみっくんに
自然と私の口が勝手に動いてしまう。
「………一緒に…」
「ん?」
「一緒に入りたい…」
「ん…ならおいで」
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なっつん(プロフ) - まいまいさん» 初めまして!そんなこと言って貰えるなんて光栄です。更新いつも遅いですが、これからもよろしくお願いします! (2019年11月6日 9時) (レス) id: 3f3fdb238e (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 初めまして。この作品私の大好物です!(笑)いつも更新されるのを楽しみにしてます! (2019年11月5日 1時) (レス) id: a3ff07a45d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なっつん | 作成日時:2019年9月27日 3時