好きって言いたい…2

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「馬鹿なの？あんた…」







そう言って私に詰め寄って
睨みつけてくるまいちゃん。








ドンッ)









肩をど突かれたと同時に
私は床に倒れ込んでしまった。









「いいの？宏光のデビューがなくなっても…」


「…へっ？」






何言ってんの…この子…






「デビューなくなってもいいの？」


「…どういうこと？」


「今すぐお父さんに言って東京行くチャンス
宏光から取り上げることだってできるんだよ？」


「それは…絶対だめ！！」


「なら…分かるよね？」








みっくんと別れろってこと？
そんなことできないよ…

でも別れなかったら？
みっくんのずっと夢だったデビューは
なくなっちゃうの？









「………。」


「…どうすんの？」


「………それは…「おっ！A！」


「……え？」








.









声がする方向を見ると
ドアにもたれているみっくんがいた。

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