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.









……え?




何?





真っ白になってしまった私の頭。









理解出来ず、何も返さないでいる私に対して
まいちゃんはまた口を開いた。









「宏光が東京に行くのは知ってるよね?」








目も合わせず、頷いた。








「私のお父さんが宏光の才能を気に入ってるみたいでね…それで…「分かってる…」








我慢出来なかった私は最後まで話を聞かずに
そう答えてしまった。








「そう…知ってるんだ…」


「…で…でも…別れるって何で?」


「……私、宏光が好きなの…」







し…知ってるよ…そんなこと…
みっくんに話す態度見てたら分かるもん…



でも…みっくんの彼女は私だから…







「…そうだったんだ…」







私はあえて知らない振りをして答えた。







「だから…私が宏光の彼女になりたいの…」


「…それは…ごめんなさい…
私もみっくんのこと好きだから…
それだけは譲れない…ごめんね…」







私は、そう言ってまいちゃんに頭を下げた。









これで終わると思っていた。


これでまいちゃんも納得してくれると思っていた。


もう教室に帰れるって思っていた。








.









.









「…はぁ…だる…」


「え?」









バンッ)





私の横で倒れる机。








.









何が起きたの…??

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とも(プロフ) - ボードに返事しました! (2019年7月16日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - ともさん» 大丈夫ですよ〜! (2019年7月15日 1時) (レス) id: 3f3fdb238e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ボードに送っても大丈夫ですか? (2019年7月13日 21時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - ともさん» 大丈夫ですよ!もう少し詳細もらってもいいですか? (2019年7月13日 21時) (レス) id: 3f3fdb238e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ニカ北の病気の話でも大丈夫ですか? (2019年7月13日 19時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なっつん | 作成日時:2019年5月18日 0時

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