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ベンチに座るとすぐにみっくんは私の方を向き、









「さっきは悪かった…」





小さい声で私に謝ってきてくれた。









そんなみっくんに慌てて




「わ…私こそごめんね…
ついムキになっちゃって…」




私もそう謝った。








.









そんなみっくんと目が合い、
思わず2人で笑い合う。







「…ふふっ……」


「…何笑ってんだよ……///」


「…みっくんが真剣に謝るなんて珍しい…」


「…んだよ…それ…」


「…いつもは馬鹿にしてくるもん…」


「それは…………Aだからだよ…」


「え…?/////」









いつもさりげなくドキっと
するようなことを言うみっくん。









「…何照れてんだよ…」


「だって…みっくんが…」




「なぁ…A…仲直りのキスしよっか…」






そう言ってみっくんは私の手を握ってきた。






「え、ここで?///」


「…いいじゃん……」


「やだよ…恥ずかしい…」


「大丈夫だって…誰も見てねぇから…」









そう言って私に近づいてくるみっくん。








「ま…待って……」








私は近づいてくるみっくんの胸を押し返した。








「…んだよ…また拒否すんのかよ……」


「違うよ…ちょっと場所が…」


「なら、場所が違ったらしていいの?」


「まぁ…人がいない所なら…」


「よし!じゃあ探すぞ!」








.









そう言っていきなりみっくんはベンチから立つと
私の手を取り、足早に歩き出した。

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とも(プロフ) - ボードに返事しました! (2019年7月16日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - ともさん» 大丈夫ですよ〜! (2019年7月15日 1時) (レス) id: 3f3fdb238e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ボードに送っても大丈夫ですか? (2019年7月13日 21時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - ともさん» 大丈夫ですよ!もう少し詳細もらってもいいですか? (2019年7月13日 21時) (レス) id: 3f3fdb238e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ニカ北の病気の話でも大丈夫ですか? (2019年7月13日 19時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なっつん | 作成日時:2019年5月18日 0時

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