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○４８ ページ48
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「着いた〜！」
商店街から出発してから1時間後…
少し迷いながらもやっと水族館に着いた。
そしてチケットを買い終えると…
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「じゃあここまで！」
いきなり私の前に来たかと思うと
後ろに振り返りゆうかがそう言ってきた。
「え？」
「水族館はせっかくだから2人ずつまわろ？
ね、裕太？」
「いいよ！そうしよっか。」
ゆうかが何を言い出しても
優しく受けとめてあげる玉森くん。
ほんとに優しいな〜
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「ミツは？」
「あ、俺は何でも…」
「じゃあ決まりね！
2時間後に水族館出口に集合ってことで〜！
裕太行こ！」
そう言って、玉森くんの手を取り
ゆうかは玉森くんと歩いていってしまった。
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あっという間に2人きりにされた私たち。
ちょっと…ゆうか…置いてかないでよ…
今、すっごい気まづいんだから…
どんどん見えなくなる
ゆうかと玉森くんの後ろ姿を見ていると…
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「俺たちも行こっか…」
気遣ってくれてるのか
みっくんは優しく私に話しかけてくれた。
「うん…」
.
そして私たちは水族館に入っていった。
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作者名：なっつん | 作成日時：2019年4月20日 15時
