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「はーい！それでは今日1日楽しんでください！
しっかりグループで動くように！」
先生の長い話も終わり、
やっと自由行動の時間になった。
「ゆうか〜、どこ行く？？」
「どこがいいかな？…
ねぇ…裕太どっか行きたいとこある？」
「ん？俺はどこでもいいよ？」
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ん？
ちょっと待って…
みっくんがいない…
「…玉森くん…みっくん知らない？？」
「…あ〜あいつなら…」
そう言いながら玉森くんが指さした方向を見ると、
女子達に囲まれ写真を撮っているみっくんがいた。
「宏光くーん！写真撮ろ！」
「あ、ずるい！私も〜！」
「分かった分かった！順番な」
もぉ！みっくん！！
何ヘラヘラしてんのよ！！
私がみっくんを睨んでいると
その視線に気づいたのか
女子達と戯れていたみっくんは…
「…あっ！ごめんごめん！写真また後でな！」
女子達にそう言ってみっくんは
私たちのもとへ走ってきた。
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「…わりぃ…わりぃ…つい捕まっちゃって…」
笑いながらそう言うみっくんに…
「…もぉいい！みっくんのﾊﾞｶｯ！
ゆうか行こ！」
私はゆうかの手を取り、
謝るみっくんを置いて先に歩いていった。
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「あ〜、怒らせちゃったねミツ…」
「…やべぇな…」
「後で、ちゃんと謝りなよ。」
「…おぅ！そうするわ…」
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そして、行先がまだしっかりとは決まっていない
私たちはとりあえず大きな商店街へと向かった。
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作者名：なっつん | 作成日時：2019年4月20日 15時
