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それから私たちは、布団の中で
抱き合いながら眠った。
.
そして次の日の朝、
ゆうかからの電話で起こされ、
私と玉森くんはお互いの部屋に戻った。
部屋に入ると…
「A〜！！どうだった？どうだった？」
ゆうかは勢いよく私に抱きつき、
昨日のことについて早速聞いてきた。
「え…どうだったって…」
「まぁまぁ…ゆっくり話聞かせてよ〜」
照れている私に対して冷静に聞いてくるゆうか。
2人でベッドに座るとゆうかは…
「どうだったの？したの？」
え、そんな単刀直入に聞いてくるの！？
そんなゆうかに私は…
「…まぁ…うん…」
とりあえず返事をした。
「え〜良かったじゃん！おめでとう〜！」
「…あ、ありがとう……」
「で、北山くんどうだったの？」
「え…？」
「だから、どんな感じだった？」
何から何まで容赦なく聞いてくるゆうか。
「え、どんな感じって…
そんなの初めてだから分かんないもん…」
「でもほんとに良かったね！」
「…う…うん…そうだね…」
私の横で自分のことのように
喜んでくれているゆうかを見ていると
昨日のことが鮮明に思い出され
改めてみっくんの特別になれたことを
実感することができた。
ありがとうゆうか。
ゆうかが言ってくれなきゃ
みっくんに本当のこと言えなかったし
モヤモヤしたままだったと思う。
それに…みっくん夜だと
すっごい甘えん坊になるってことも知れたし/////
.
「…ほーら…早く用意して行くよ！
今日は1日自由行動なんだから…！」
「もぉ〜、ゆうかから聞いてきたんじゃん…」
.
それから私たちは用意をし、
急いでホテルを出て集合場所に向かった。
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作者名：なっつん | 作成日時：2019年4月20日 15時
