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○３６ ページ36
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何でだろ…
気がつくと涙が流れていた。
そんな私を見て慌てて私の横に座るみっくん。
そして私の背中を擦りながら…
「…どした？A…どっか気分悪いか？…」
そうみっくんは気遣ってくれた。
首を横に振る私に
「何かあったか？…」
そう優しく声をかけてくれるみっくん。
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このまま本当のことは言わずに
誤魔化しても良かった。
けれど…付き合った当初、
" これから先、ちょっとした悩み事でも
1人で抱え込むんじゃなくて俺に相談しろよ "
そう言ってくれたみっくん。
その言葉があったからこそ、
私は今までちょっとした悩み事も
全部みっくんに打ち明けてきた。
.
今、黙ってたらこの先進めないよね…。
みっくんなら受け止めてくれるかな…
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悩んだ結果、私は…
.
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「……みっくんの特別になりたい…」
小さい声でそう言った。
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作者名：なっつん | 作成日時：2019年4月20日 15時
