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次の日、教室に入ると
「おっはよ〜」
ゆうかが元気よく私の所へ来てくれた。
「おはよ〜」
ゆうか…もう聞いてほしい話が山ほどあるんだよ〜
そう心の中でゆうかに問いかけた。
.
「ね、修学旅行の班どうする??」
あ、そうだった…
私の高校は3年生になるとすぐに修学旅行がある。
そのため事前に自由行動する班を
決めなきゃいけない。
ホテルの部屋はもうゆうかとって決めてたけど
自由行動するときの班のメンバー決めを
完全に忘れていた私。
「うーん…どうし「あっ!北山くんおはよ!」
ゆうかが声をかけた方に振り向くと…
そこにはみっくんがいた。
みっくんは自分の席に着くと
振り向いている私に
「…はよ…」
そう言った。
「…お…はよ…」
わ…どうしよ…
昨日のこともあっていつもみたいに
みっくんのこと見れない。
そんな状況を察したのか
「あっれ〜2人何かあった?…」
そう言ったゆうかに…
「…あ〜俺ら付き合うことになった…」
ためらうことなく
みっくんは簡単にそう答えた。
「ちょ…ちょっと…みっくん…!」
「だってさ…隠すことないじゃん…」
まぁそうだけどさ…
こういう所もみっくんらしいななんて
思っていると…
.
「ちょっと〜A〜!おめでとう〜!」
そう言って私に抱きついてきたゆうか。
自分のことのように喜んでくれている
ゆうかに私はちょっぴり泣きそうになった。
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作者名:なっつん | 作成日時:2019年4月20日 15時